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インクルーシブ教育を知ったのは2年ほど前息子が特別支援学校高等部を卒業した後だった

インクルーシブ教育という言葉を知らない人は多い。時々その言葉を出しても何?と聞かれる事は多い。

そういう自分も知ったのは、息子が特別支援学校高等部を卒業してから、インターネットで国連の警告や障害者の学習をする上で知ったのだった。私は特別支援学校に感謝していたし、息子にとってよい選択をしたと思っていたのだ。それなのに、特別支援学校の存在が国連が警告するほどのモノだったとは。ショックは大きかった。それから、興味が湧いた。

インクルーシブ教育は素晴らしいと思う事もあれば、デメリットもあるよねとか、そもそも無理なんじゃないと思う事もあった。インクルーシブ教育は人権であるから基本的に認められるものだという意見を聞いてまた、ショックを受けた。

確かにひと昔前までは、車いすの人が外出する事はとても困難だった。駅や公共の場所に階段しかなかった。約20年前ベビーカーを押して子どもと外出した時、駅には階段しかなく、赤ちゃんを乗せたままベビーカーを抱えてホームへの階段を降りなくてはいけなかった。とても危険だ。3歳の上の子は階段の上で待たせて、まずベビーカーを下におろし、ベビーカーを置いたまま、急いで階段を昇って、上の子の手を引いて降りる。

今はほとんどの駅にエレベーターが、バリアフリーの工夫が施されている。
そう考えたら、インクルーシブ教育も伸び代しかない。

まずは、インクルーシブ教育という言葉を一般的にすることが大切だ。

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