婦人之友友の会に入っていた話☆15年前の話
昨日、家計簿の話で婦人之友友の会の話をしたら、私も入っていましたというコメントをいただいて、友の会の事を思い出していました。
私が入っていたのは、15年以上前の話ですので、今とは違っているかもしれません。
婦人之友友の会は、羽仁もと子が作った雑誌の読者が集まってできた団体です。
この記事を読むと、1930年にできたと書かれています。今から94年も前になるのですね。昭和5年の話です。
友の会は、いわば、家事を研究しているゼミのようだと言えるでしょう。
家事の1つのテーマについて、みなで実践、検討してみます。
私が当時やったこと
● アイロンをあてる前に、手でパンパンと叩いてからあてると効率がどう上がるかを検証する。→ アイロンの時間が減る
● 寝る前にキッチンシンクを拭きあげてから寝る → 朝、気持ちいい
● 野菜の皮を計り、どのくらい無駄が出たかをパーセンテージで記録する → いかに無駄なく使うかを考えるきっかけになる
集まりは、月に2回程度だったと思います。地域ごとに友の会があり、会員の家で会は行われます。毎回といっていいほど、羽仁もと子の著書の読書があります。みなで、音読し、意見を言うのは、さながら学生時代の授業のようでした。
家事のプロフェッショナルの集まりでした。年配の方も多く、当時30歳代だった私は、親くらいの方々から、多くの事を学ばせていただきました。
なぜ辞めたか。
月2回の集まりといえども、それ以外にもう少し広い範囲での集まりもあり、いろいろ準備もあり、負担が大きくなりました。
また、新しい会員を募る事もしていて、毎年、10月~11月に、家計簿についての講習会を開き、一般の方をお誘いするのですが、友達を誘うのも負担になりました。
栄養についての考え方が、私には、疑問だったこともあります。
当時、おすすめされていたのが、肉、魚 毎日100g程度、野菜、多め、牛乳もよいとされていて、牛乳がよいというのは、疑問でした。
それで、5年は続けた友の会をやめてしまいました。今となっては、惜しい気もします。当時、若い私に手取り足取り家事を教えていただきました。温かい雰囲気がありました。友の会で習ったレシピは美味しいものばかりでした。手作りケーキは、私の子どもたちも大好きだったなー。
当時の方々、どうされているかな、元気でいらっしゃるのかなと会いたい気持ちになります。