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私の私による私のための旅(長崎編)④ゲストハウスは小さな世界 Day2前半
目覚めてみたら
若い頃はバックパッカーズ(ゲストハウス)のミックスドミトリールームで、男女混合8人部屋に数週間滞在とかしてたし…と軽い気持ちで久々にゲストハウスのドミトリールームを予約した(女性専用部屋は満室だった)ものの目覚めてビックリ、大きめ2段ベッドが2つ並ぶ4人部屋の住人は、私以外全員若い男の子だった。それぞれに四面カーテンが付いているから自分のカーテンを閉めてしまえば誰がいるかわからないし、みんないつ帰って来たの?ってくらい静かにしてくれてたから気付かなかったな。
寝癖のままパジャマでベッドから出て来たら、それぞれ荷造りしてた。「おはよーございまーす」っていうと、みんな丁寧に挨拶してくれた。一人はビジネスマン風日本人。後二人は台湾からきた青年たち。流暢な英語で今日は軍艦島ツアーに参加すると言っていた。
みんなのリビングに行くと、一人旅中の女性がいたのでおしゃべり。長野県から新幹線で来て長崎に数日滞在しているらしい。こちらも今日軍艦島ツアーに参加するという。ゲストハウスのオーナーさんが入ってきて、3人でおしゃべり。翌日8月15日の精霊流しの話を聞きながらもう1日滞在したくなったけれど、またのお楽しみにしておこう。
出島が見下ろせるこの場所が大好きだと言うオーナーさん、出島からいろいろなものが日本に入ってきた歴史を嬉しそうに愛おしそうに語る姿が印象的だった。このゲストハウスは9割が海外からのお客さんらしく、大好きな町に住みながら世界を感じる生き方に感銘を受けた。
モーニングがあるカフェはないか尋ねると、すぐ近くのお店を紹介してくださったので、早速出かける。遅れてはいけないので先にチェックアウトをして、バックパックを預かってもらうことにした。
↓出島の真前、素敵なゲストハウス「Almas Guest House(アルマス)」
やっぱり口コミしか勝たん!
オーナーさんが紹介してくれたカフェは、本当に宿の近くだった。朝9時で既に数組の客が待っていた。しばらく待って中に入ると、細部にお店の方のこだわりが感じられる、素敵な雰囲気のお店だった。初めてなのに落ち着くこの感じ、どうやって出してるんだろう。こういうお店に来る度に不思議な気持ちになる。
ご夫婦かな、お二人が静かなチームプレーという感じで、たくさんのお客さんのオーダーをさばいている。トーストとサラダのモーニング一つでも、丁寧な仕事っぷりはすぐわかる。私も丁寧にいただいて、今日を始める。
今日も良い1日になりそう。
宿の方に尋ねて良かった。ネットやガイドブックでは見つけられなかった、素敵な店を紹介してもらえて嬉しい。このお店は私がこの旅で訪れた中で一番心に残る店になった。出来ることなら、いつかこんな店をしてみたい。そう思った。
*ここに上がっているお店等の名前や営業時間等は2024年8月時点の話なので、時間が経って読んでおられる方はご注意ください。
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