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Camblyで世界の旅(18)〜凹んでいる時のグループレッスン
英語講師をしていて心に留めておきたいのは、人って「話したくない時もある」ってこと。実は私自身、Camblyを予約しておいてあまりにも話す気分じゃないからキャンセルしたこともある。英語教室に来ている人でも気分が乗らないこともあるんだろうなって想像する。だからこそ、いろんなアプローチの仕方を準備して仕事に挑むことを心がけている。
ただ、最近の私はCamblyが気分転換みたいになってる。逆に凹んでいる時こそ、英語でどうでもいいけどちょっと深い会話をしている間に頭がギューンとリフレッシュするのだ。自分なりに分析してみたら、多分Cambly6ヶ月目にして英語を話すことへのストレスがなくなったことが大きいのかな。海外にいる時みたいに英語をリラックスして出せる様になった。だから、「うまくやらなきゃ」っていうプレッシャーもなく、そこそこ頭を使う様な会話が出来るこの場はありがたい!と思えるのだ。頭を使うと、それまでクヨクヨしていたことや不安に思っていたことがどこかに飛んでいく。
日本語のやりとりの中で、どうでもいい会話が必要な時と、かえって虚しくなる時とある。少し考えるような、互いを知るための会話みたいなものの中に会話の面白さとかコミュニケーションの醍醐味があるから、私は時々それを必要とする。自分に英語がしっくりくるのは、英語が「知るため、知ってもらうため」の色が強い言葉だからかも知れないな。
今日は互いの文化の話。メキシコ人バディーに日本のことを「私たちはシャイだからさ」というと「日本に行ったことあるからわかるよ〜同感同感」と言ってくれたのに、講師が「でもよ〜、知ってる?日本の温泉ってやつではみんな素っ裸なんだぜ」(美しいブリティッシュイングリッシュを私が超訳)って告げ口(?!)したので、メキシコ人の彼はポカンとしてた。彼にとって今日一の発見だったと思う。なるほど、と思いつつも「それとシャイとは別問題なんだけどね」と意味不明な解説をしてしまった私。確かに辻褄が合わないと言えば合わないな。だから会話って面白い。自分とは違うアングルでいろんなことを見ることができるのは、会話の醍醐味。
そんなこんなで、「バイバーイ」って画面が消えるのと同時に私の仕事での小さなモヤモヤも消えていったのでした。めでたしめでたし。
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