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英語学習〜秘技:心が動く瞬間を捉える〜

 秋の気配を感じ始めたら、心が動く。毎年必ずこの時期に私は学びたいモードに入る。バタバタしていた時とか、忙しかった頃には気づかなかったけど、毎年この時期に私の心はそんな風に動く。

 週に一度、3年通っている英会話教室。宿題が出てもワークの一ページも出来ない週もある。物理的にはできるのに、する気になれないのだ。
 だから生徒の気持ちもわかる。したくない時はしたくない。したとしても入っていかない。そんな日は宿題はスキップして、ただレッスンで会話を楽しむ。無理して自分に強要せず、最低限の学びにとどめるのだ。

 私が学習者の皆さんに伝えたいのは、全然したくない時には無理して必要以上しないということ。でも、自分に訪れる「してみようかな?」タイミングは絶対に逃さないこと。波がきた時に飛び乗る。
 誰の声でもなく自分の声に忠実に。

 例年の通り今の私は少しずつ学び熱が盛り上がってきてる。先週、溜めていた宿題のワークをしてレッスンの後に先生に添削してもらったら、先生が「難しい表現は、作文してきたら見るよ」って言ってくださったので、今週は作文をいくつか書いてレッスン後に先生に見てもらった。

 私も先生。時々授業以外で何か自分で書いたものを書いて見せてくれる子がいる。その時は全力で見る。その子自身が自分の波に乗れた時に私がそこにいて、お手伝いできるのは最高の喜び。
 だから私はいつでも生徒の皆さんに言う。「わからないことは聞いてね。日記添削もサービスだから思い切り使ってね」
 その気になったらすぐに手が届くところに私がいられるように、私はただ待つ。ヤル気のある人にはいくらでも特別扱いをする。そのチャンスはみんな平等に持ってる。

 親や先生のタイミングは、本人のタイミングとは違う。でも自分のタイミングを掴めないほど自分を忙しくしていたら気づくことも出来ない。
 学びを楽しめるかどうかは、自分をちゃんと観察出来る余裕があるか、が大いに関係すると思う。

 特に英語は勉強よりもスポーツ要素が強い。何度も触って馴染まないと当然感覚は身につかない。でも気が向いて触れてみたら、どんどん成長する自分に驚く。
 いつもじゃなくていいから、波がきたら飛び乗ろう。そんな気持ちで最低限触れる機会を持っていたら、波が来た時に大きく前に進めると思う。

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なみお
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