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趣味に課金

 海外に住んで英語が話せる様になった20代の頃、なんとなく意地みたいになって「英語に課金するなんて。」って思ってた。(もう、日常会話程度話せるからいいんだもんね〜という驕った気持ち)
 そしてそのまま英語を学び続けることなく、日本で日本語中心の生活をしていた。

 そして気がついたら「あれ?自分って英語話せるんだっけ」ってなってた。もちろん教えることはできる。でも英語で人と意見交換できるかな。咄嗟の一言、出るかな。あまりにも日常で英語を使わないから、わからなくなった。英語圏の人と会うのも億劫になっていた。

 毎週土曜日に英会話スクールに通うことにしたのは3年前。楽しくて楽しくて、去年からは週に2回のオンライン英会話も始めた。今は週に3回は英語を話す日を作っている。

 土曜日の今日、対面のレッスンに行って難なく英語が出てくるのが嬉しかった。いつも生徒さんに言っている。
「英語が話せる人は、頭が良いから話せるんじゃなくて、話し続けてるから話せるの」
を、自分で体験している。日本語は日々使ってるから私たちは難なく使えているけど、英語(や他の言語)をキープしたかったら積極的に使う環境を作らないと難しい。

 今の私にとって英語は仕事であり趣味。好きなアーティストのコンサートに行く様に、楽器を習う様に、課金することは当たり前。将来海外に住みたいとかそういうんじゃなくて、ただただ英語を話す雰囲気が好き。新しいこと、間違うこと全部生きてる気がする。

 英会話教室では、先生はもちろん生徒同士の交流も楽しい。英語が母語じゃない人たちと敢えて英語で話す、そのそれぞれの勇気とチャレンジが満ちた雰囲気に大きなエネルギーをもらう。

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なみお
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