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「失敗させない」んじゃなくて、「した時どうするか」じゃない?

子どもたちが小さい頃、時々「学校のプリントが無くなっちゃった〜!」と泣いていた。「ノープロブレーム、こうすれば大丈夫」と、元のプリントを真似て一緒にせっせとプリントに似た物を作っていた…

 …そして数年後。「あ〜!〜の申込書が無い〜!」と言う私に子どもたちが冷静に「作ればいいじゃんっ!」うむ、なるほど。ブーメランみたいに返ってくるもんだな。

 お茶碗割るのも、お味噌汁こぼすのも、仕方ない。でも、そこで一言謝ってサッと拭けたら、それでいい。大事なのはトラブルを起こさない様にする事だけど、それ以上にその後の対処が大事と言っても過言ではない。その後の信用も違ってくる。

 数々のいろんな職場を経験して来たけど、一番困るのはトラブルを隠したり、放ったらかしにする人。一番助かるのは、トラブルを解決しようと動いてくれる人。

 だ・か・ら、こういうのも良しとしますか→写真参照
「先生、すみません。プリントを失くしたので…」
「はーい…(ってこれ、サイズおかしくない?!)」

 これは8年前の写真。この子、きっと素敵な大人になってるだろうな…ってワクワクする。8年後の今思うのは、肌感として「ごまかす子が増えた」かな。大人の受容する器がどんどん小さくなってるのかも。
 忘れた結果に怒るよりも、どうしたら忘れない様に出来そう?どうしたら忘れても困らない工夫が出来る?って寄り添う余裕がなくなっちゃってる気がするんだよね。そして何より、大人がごまかしたり隠蔽したり人のせいにしたり。

 子どもを責める前に、せめて子どもと一緒に成長したいもんですな。

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なみお
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