本の感想を複数
書いてなかったのがいくつかありますので、それを。
ほぼ川上弘美なんですが、これは前に言ったよね。買いすぎたって。そんなわけで、感想を書いてなかったのが「ハヅキさんのこと」「いとしい」「センセイの鞄」で、「ライ麦畑でつかまえて」の4つ。
順に行きますか。といっても一か月前くらいだからあんま覚えてないのだけど。
ハヅキさんのこと。今思い出します。
今本棚というか、本を置いてるところ見たら思い出したんだけど「真鶴」も読んでたわ。
ま、それは置いといて
「ハヅキさんのこと」
たぶんね、死がうっすらと香っているから、生きているということが美しく感じるんじゃないかと思いました。病室にいて、今年が終わる前に私は死んでしまうんだけど、全然関係なく春の花のいいにおいがするなぁ。みたいな。それだけです。これは2か月くらい前に読んだので。
「いとしい」
Twitterにひらひら言葉帳っていうアカウントがあるんです。そのアカウントに乗ってました。偶然というか(一日経過)偶然なんですけど。えいえんえいえんってひらがなで調べたら出てきますよ。えいえんえいえんなんてめずらしすぎて気づいちゃう。内容はどんなだったかな。川上弘美っぽいなーって思ったような気がする。ナニをすると耳が180°ねじれるとか。知らんうちに終わってしまった感じがありましたね。読んどいて知らんとは何だ、と思われるかもしれないですが、こういう物語なんですねーって感じ。どんなに好きでいても、じわじわと離れて行ってしまうことってありますよね。
「センセイの鞄」
これね、センセイはカタカナじゃないとだめですよ。重要。きれいな恋愛の話でした。きれいなんですけど、センセイはかなり、歳がいってるのでちょっとだけ嫌でした。すみません。恋愛に何の決まり事もないんですけど、なんかね。あるんですよ。
「ライ麦畑でつかまえて」
村上春樹が訳したのはキャッチャーインザライっていうタイトルなんですけど、英語の原題も catcher in the rye なんですよ。知らなかった。日本語訳センスあるね。まぁどちらかというとキャッチャーインザライの方が正しいんですけど。捕まえて要素はないですから。ライ麦畑で、落っこちそうになった子供たちを捕まえる仕事をしたいなって言うだけだから。こっちの方が正しい。あの、ジョンレノンでしたっけ。ジョンレノンを殺した人が、すごい読んでたんですよね。そんなですよ。ぐろい描写とかないし。アメリカで禁書になったのも、単に言葉遣いのせいらしいし。なんか描写があったとしてももう私は知っていたっていう。私はというか、今の人間は大体知ってると思いますよ。昔の本だからさ、当時は誰も知らないことだったのかもしれない。1984もそうだよ。昔はすごい衝撃だったんだろうなって。
コンビニ人間はどうでしょうか。
「ソラリス」
さっき読み終わったので。すごい長かった。かなりかかりました。すごい難しいね。古本屋で、二千円くらいで買ったんですけど、普通に大学の図書館にあった。感想という感想もない。淡々と終わった。愛は感じました。
ゴミみたいな感想で、すいません。
関係ないけど、自動で提案されるタグがダメ、全然。
ていうかマジで誰が読んでるの。これ