「健全さ」には意識をおいて生きてきたと思います。
が、課長になって3年間、あっという間に溜まる案件が恐ろしくて、通常営業日に休みをとることや、時間を確保して運動する頻度が正直減りました。
ストレス発散という観点での運動は、例えばピアノや音楽活動で多少は代替してきており、これも一つの対処法だと納得していました。が、この場合、運動量が落ちてきてしまいます。
運動量の低下は一日に消費するエネルギー量が減ることになるので、余らせないように食事量を減らします。この方法で、体重はおおよその水準をキープできることがわかりました。
しかし、体重はキープしているつもりでも、実際の筋肉量は低下しており、一旦特定のレベル以下に筋肉量が落ちると、運動による損傷が大きくなるようです。
筋肉痛の回復が遅くなるのは、20代をピークとする身体上の理由だと考えていました。しかし、よくよく自分自身の行動を振り返ると、食事量を減らし、取得する栄養素の質を落としたことも影響しているのではないか?という考え方がこの数日はじめて脳裏に浮かんだのです。
そのきっかけは、トレーニング方法を再考するために関連本を読み始めたこともあったと思います。筋力は、多くの場合超回復の作用で強化されます。
回復するには、アミノ酸やたんぱく質が必要ですが、果たして今はその摂取が十分にできているのだろうか?
そういうわけで、プロテインを飲み始めることにします。
最近思うのは身体の回復が遅いと、まず睡眠の質が悪化します。睡眠の質が悪化すると、脳の体力が落ちて思考力が低下します。思考力が低下すると、ボーっと消化できる娯楽を求めるようになり、それがさらに睡眠不足をもたらすのです。
身体の健全さも保とうとして運動を取り入れるのですが、その運動によるダメージが過去に比べて大きくなり、(特に課長になる前の3年前と比べると顕著)、良かれと思って実施した運動(スポーツ)によって、簡単に身体と心のバランスが崩れてしまうという、本末転倒な事態に。
そのために、自分の摂取する栄養素にまずは気を遣いはじめることを決めた今日この頃です。良いスパイラルに乗せられますように!!!
実は、同じ課長職でも、毎日欠かさず走ったり、健全な姿を維持している方は身近に存在しています。その分何かを諦めたり、割り切って生きていらっしゃるとは思うのです。
学生時代、ベースボールシャツの背中に「克己心」という言葉を刻んでいました。まだまだ現役で心技体を追求したい欲を満たすには、いろいろ決断が必要ですね。