〈やりたくない〉から〈やりたいこと〉を発掘する
こんにちは。波希です。
最近ではよく「好きなことをしよう！」「やりたいことをやろう！」と見聞きすることが多くなったような気がします。
本音を隠すことなく、自分に集中し、満たす。
とても大事な考え方だと思います。
その一方で、今まで自分の本音を隠して生きてこられた方は「自分の好きってなんだっけ…」「やりたいことが分からない」という方もいらっしゃると思います。
私自身もそうでしたし、なんなら今もそう。
改めて【自分の本音を聞く】について考えてみると、つまり【自分の気持ちに意識を向ける】思考が身についているか？と言い換えることができます。
ですので、たとえ今その思考が身についていなくても、【自分の本音を聞く】ことを習慣にすれば出来るようになるってことでもあります。
私は以前まで全然自分の本音が聞けませんでしたが、最近はようやく少しずつですが聞けるようになってきました。
今回は自分の本音に耳を傾けるのが苦手な方へ、私が「どうしたら本音を聞けるようになるか？」のために行ったファーストステップをお伝えします。
1. まず自分の〈これやりたくない・嫌い〉を洗い出そう
「自分の好きなこと」に目を向けてパッと思いつかない場合、私がまずやったことは反対に「じゃあ自分の苦手なこと、嫌いなこと」ってなに？でした。
人って好きなことは気づいていなかったり忘れがちですが、嫌いなことや苦手なことは案外ハッキリしていることが多いです。
自分が「これをしてもあんまり楽しめないな」「心地よくないな」「しんどいな」というものをリストアップさせてみましょう。
私の場合は
・大人数での場にいること（飲み会含む）
・野球やサッカー観戦
・団体行動でのお出かけ
・過密スケジュールでの旅行
・長時間の人と会ったり話したりすること（3時間を超えるとしんどい）
・夜遅い時間まで遊んだり活動すること
・遊園地など人が大勢いるテーマパークで遊ぶこと
だとあまり楽しめません。
その場にいたら「楽しい！」と思う場面もあるかもしれませんが、その後疲れ切って反動で寝込むことになりかねません。
こうしてみると、大勢・長時間・激しい活動は私にとっては「しんどいこと」のようです。
改めて文字にすると陰キャ全開で笑える。
ですが、こうした苦手でしんどいことが言語化できると「じゃあコレ以外のことをしよう」と【選択肢】が生まれます。
2. 〈嫌いなこと〉をいかに減らせるか？
書き出した自分の「苦手、しんどいこと」の内、なんとなくやってた事はありませんか？
私は友人と遊ぶとき、相手に合わせて「長時間話し込んだり、夜遅くまで飲んでたり、誘われたからテーマパークに行って遊んでいました」
もちろん楽しかったですが、振り返ると同時に消耗していたな……とも思います。
なのでリストアップした中で、消耗することはなるべく減らしましょう。
私は
・本当に行きたい飲み会以外はお断りする
・長時間遊んだり、話し込むのは消耗してしまうので、ランチやお茶程度にとどめる。
・少人数（1〜3人程度）での行動
・のんびりスケジュールで過ごす
ことを意識しました。
この日常の消耗することを減らしたおかげで、時間にも心にも余裕を持つことが出来ました。
3. 減らして余裕ができたら〈これ好き〉を発掘してみる
次に私が取り組んだのは「自分ってなにが好きだったっけ？」や「なにか気になってたけど、そのままにしてたことってあったっけ？」と〈これ好き〉と思えることを発掘することでした。
最初はぼんやりしていましたが、次第に
そういえば、私は
・漫画や小説を読むのが好きだった
・昔は映画館に足を運んで映画を観ていた
・気になっていたゲームがあってそのままだった
・食べ歩きが好きだった
ことを思い出しました。
一気にやると疲れてしまうので、体力を消耗しないことからチャレンジすることからスタート。
例えば、
・漫画アプリをダウンロードして一日一話ずつ漫画を楽しむ
・好きな飲み物やお菓子を用意して自分の時間を楽しむ
などです。
本当に毎日少しずつ「今日これしよう」と自分の時間を作っていくと、次第に〈これ好き〉のアンテナが立って自然とやりたい事ができるようになりました。
今では
・毎日読書タイムを楽しむ
・観たい映画をチェックして映画館で観る
・街を気ままに歩いてお店にふらりと立ち寄る
ことが楽しめるまでになりました。
4. まとめ
以上が私が【自分の本音を聞く】ようになるために行ったことです。
何かを始めると、やればやるほど楽しくなってきます。それが自分の好きな事なら尚更。
筋肉と同じですね。日頃から使ってないと退化して鈍くなってしまうんだな、と感じました。
「自分の好きが分からない」
「何をしたいんだっけ？」
と感じたら是非「嫌い」を洗い出して「好き」を発掘してみて下さいね。きっと好きや気になることが埋もれているはずですよ！
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