20週目終了
昨日、『真打昇進披露パーティー』に伺いました。2ツ目の落語家さんが真打ちという身分に昇格することを、皆に知らせる会です。
声をかけてくださったのは、笑福亭羽光さんという落語家さん。昨年の『NHK新人演芸大賞』で新人落語大賞を取っているすごい人。
わたしの書いた落語脚本を高座でやってくださったり、小説に関してのやりとりがあったりと、お世話になっている方です。
今回は他にも、三遊亭小笑さん、春風亭昇々さん、春風亭昇吉さんと、合計4人が真打に昇進しました。
昨日の昇進披露を経て、真打になった落語家さんは今後は「師匠」と呼ばれるようになります。笑福亭羽光師匠。かっこいいですね。またルール的には、真打になれば弟子を取れるようになるようです。
この社会情勢下ですので、飲食は水分補給の水以外に無し。挨拶などしゃべる際は透明のアクリル板越しで、しゃべる人が変わるたび、白手袋の会場スタッフの方が逐一マイクを消毒していたのが印象的でした。退席も一斉にならぬよう各テーブルごと。開催側の努力が見えます。
それでもこのような明るい知らせに、やはり心は躍りました。
珍しいイベントだったけど、基本的には結婚式に参加する感覚が一番近いのかな。きちんとしたスーツ着て、ポケットチーフまで入れちゃって、ご祝儀持って、現場では今日の主役たちに「おめでとうございます!」と。
以下は、お土産に入っていた「水カステラ」の写真。落語好きならピンとくる言葉なのですが、『禁酒番屋』という噺で名前の出てくるアイテムです。
師匠方の挨拶の中で「真打はゴールではなくてスタートなのです」というものがありました。
どんな職業でもたしかにそうだよなと、こちらの気持ちが新たになりました。
ついでに祝・オレもnote 20週(連続140日)!