
【FIRE資金の作り方】元本だけは減らしてはならない
私たちは、サラリーマンをしながら、20年以上かけてお金の勉強や実践を続けてきました。お金を「稼ぐ」「貯める」「使う」「増やす」「維持する」という目線で、あらゆる書籍熟読やセミナー受講することはもちろんの事、その内容を身に付けるために実践も繰り返してきました。
失敗も多く経験し、一時的には多くのお金も失いました。しかし失敗の都度、改善を繰り返すことで、結果的には億単位の純資産を作り、40代前半でセミリタイア達成することができました。
ここでは20年以上かけて学んだことの中から、FIRE・セミリタイア資金を作るために役に立つ考え方を紹介したいと思います。
今回は、「元本だけは減らしてはならない」です。
元本だけは減らしてはならない
FIRE・セミリタイア資金を効率的に作るためには、 元本に手を付けてはいけません。
投資・ビジネス・資産運用をするにもある程度の元本が必要になってきます。
FIRE・セミリタイア資金を効率的に作りたいのであれば、この元本だけには手を付けてはいけないということです。
どうしてもお金が必要な場合は、元手から生み出された利益までで我慢するということです。
元手が500万円あったとします。資産運用で毎年15万円増やすとすると、毎年最大使える金額は15万円にするということです。
そうすることで、来年以降も15万円を手にすることができます。また、この15万円を再投資すれば、来年は15万円以上手にすることができるのです。
しかし、元本であるこの500万円を使ってしまうと、毎年15万円を稼ぐためにゼロから時間をかけて500万円を貯めなければなりません。
効率的に金を増やすためには元本だけは使ってはいけないのです。
私は、サラリーマンの時、給料の内、一定額をまず「投資」に回し、残りを生活費に当てておりました。
そして、この「投資」に回した元本は一切使いませんでした。また、投資で稼いだ利益は再投資して、複利運用を心掛けました。
しかし、長い人生どうしても大きなお金を使う必要がある時があります。その時は、可能な限り低金利の借金を利用したり、再投資していた利益の中で何とか凌いできました。
低金利の借金を利用するというのは、投資利回りより低い金利の借金を探すことで、投資で稼ぐ利益の中から、借金を返済し、元本維持と利益を可能な限り残すようにするということです。
まとめ
FIRE・セミリタイア資金を効率的に作るためには、元本は使ってはいけません。
どうしてもお金が必要な場合は、低金利の借金などを利用しながら、元手から生み出された利益の中で何とかしのぐことが大切です。