【ワーホリ】1日100円でキャンピングカーを借りてロードトリップ!
こんにちは!
オーストラリアではロードトリップが非常に人気です。中でもキャンピングカーは観光地の駐車場にほぼ100%泊まっているくらいありふれた存在です。ハイウェイを自由に走り回るキャンピングカーを見て、オーストラリアに来ている日本人なら一度はそれらを借りてロードトリップがしたいと思うはずです!(諸説あり)
今回は実際に1日1ドル(100円)でキャンピングカーを借りて1週間ほどロードトリップしたので、借りる方法や実際にどんなルートだったかを書いていこうと思います。
リロケーションサービスを狙え!
オーストラリアの都市には様々なレンタカー会社が存在します。観光客によっては車を借りて他の都市で乗り捨てすることも多々あり、レンタカー会社はその車を元の拠点まで戻す(リロケーション)必要があります。これを従業員にさせると非常に人件費がかかるため、ネット上でリロケーションしてくれる人を募集します。
希望者は格安で借りられますし、レンタカー会社は費用をほとんどかけることなく車を戻すことができるというWin-Winなサービズです。
様々なサイトでリロケーションが募集されていますがその中でも特に有名なサービスを2つ紹介します。
Imoova
https://www.imoova.com/en/relocations?region=AU
👍️オーストラリアの主要都市を網羅している
👎レントの他に事務手数料$50、ボンド$75がかかる(ボンドは後日返金)
オーストラリア、ニュージーランド以外にも日本、アメリカ、ヨーロッパにも展開しています。
Transfercar
https://www.transfercar.com.au/search
👍️主要都市が網羅されているリロケーションサービス
👍️予約手数料は無し、レンタル料もimoovaより安い
👎予約した時点では確定せず、空き状況によってキャンセルになることも多い
借りる際の注意点
TransfercarでもImoovaでも借りる際には必ず細部までしっかりと確認する必要があります。
ここでは例としてTransfercarを見てみます。
どこからどこまで、いつから何日借りるのか
この車はブリスベンからシドニーまで1月18日~21日の4日間借りるなら1日1ドルでOKという車です。
Trip Informationで出発・到着地に何時に出発/到着できるかも確認しましょう。
何km走れるか
画像右下のKms allowedを見ると、1100kmまでは走れるようです。それ以上に走る時は追加料金が発生します。
1100kmの下に標準コースとして919kmと書いてあるため、200km弱は自由に寄り道できるようです。
その他詳細の確認
Free days available(何日間無料か)→ 4 free days
Paid days available(追加料金を払って延長できるか) → No
Fuel included(ガソリン代は含まれるか)→ No(ガソリン代は自腹)
Ferry included(フェリー代は含まれるか)→ No
Road tolls included(有料高速道路代は含まれるか)→ No
Expenses included(その他経費は含まれるか)→ No
Requirements(必要事項)→ ドライバーは21歳以上でAUSかNZ発行の免許証あるいは有効な外国で発行された免許証が必要
ポリシー
何らかのトラブルが発生し車に損傷が発生し、それを直すには莫大な費用がかかる場合があります。
トラブルが起き車が壊れてドライバーが逃げ去ることを防ぐため、ボンドを先払いします。何もなければ全額返金されます。事故などで修理が発生した時はボンドから差し引かれます。
Standard waiver(標準的な権利放棄条項)→ Excess liability: $2000
事故や盗難があり車を修理する場合、2000ドルまでの費用はドライバーが払わなければならない
Excess liability reduction : $2000
上記トラブルで2000ドルを超える費用は払わなくてもいい
Bond $2000
一時金として会社に2000ドルを納める。トラブルなく到着すれば満額返金される。
リロケーションサービスは格安で借りれますが、ボンドが結構高額となります。友達数人で借りてガソリンだけでなくボンドも折半するといいかもしれません。また借りる時に保険に加入することでStandard waiverの額を抑えることもできます。
実際に借りてみた
実際にImoovaとTransfercarを使ってみました。
Transfercarの場合(アデレード→メルボルン)
Transfercarはリクエストボタンを押した時点では予約確定しません。空き状況によってキャンセルになることも。
実際に私も1件目はキャンセルとなりました。
2件目に予約したものは無事成立しました!承認メールが来るので、書かれた通りの手続きを踏んだ後に予約が確定しました。
今回のオーナーは大手レンタカー会社Hertzでした。ピックアップ当日に会社に訪れ、ボンド$500とレント$3に加え、万が一のことを考え保険$120を支払いました。また車に乗る前に傷がないか念入りに点検しました。
Mystery Vehicleとの記載があったのでどんな酷い車が来るのかとヒヤヒヤしていましたが、実際はマツダのCX-5でした!しかも結構きれいで走行距離も短く、とても走りやすい車でした。
アデレードからメルボルンまで2泊3日の旅ですが、走行距離制限がないため最短距離ではなくグレートオーシャンロードを経由しました。グレートオーシャンロードは雄大な海岸線が続く観光地として非常に有名ですね。
メルボルンに到着後はHertzの空港支店に行き返却しました。無事故で傷もなく返却できました。ボンドとして預けていた$500は後日返ってきました!
Imoovaの場合(メルボルン→シドニー)
Imoovaは予約ボタン「Book now」を押し、予約料+ボンドで計$125を支払います。この時点で予約確定するのでTransfercarよりも確実性があり旅行の予定も組みやすいです。
予約完了メールが来たら後は予約した日時に車を取りに行くだけでOK!
予約した日時にレンタカー会社に訪れ、諸々の手続きを行いました。
ちなみにボンドは$3000でした。何もなければ後日返ってくるとはいえ預ける際は手が震えました。
キャンピングカーは初めて乗るので従業員から走行中の注意点やトイレ、シャワー、ガスの使い方を教えてもらいました。
再度、車両点検は念入りに行いましょう!今回の場合冷蔵庫が壊れていたので、出発前に写真を撮りました。その他にも道中のルート上の注意点、リロケーション先の情報、万が一何かあったときの連絡先なども従業員と確認しておきました。
今回借りたのはFIATのキャンピングカー↓
メルボルンからシドニーまで3泊4日でした。標準的な経路で850kmでしたがリミットが1000kmでしたのであまり寄り道は出来ませんでした。
今回も無事何事もなくシドニーまでのリロケーションが完了しました!
日本でもあまり見かけない大きさのキャンピングカーなので運転は手こずりましたが慣れてくると「旅してるな~」感があって最高でした。次借りる時はもう少し小さいサイズの車にしたいですね。
まとめ
以上が私がオーストラリアでリロケーションサービスを使ってみた一部始終になります。様々な車種の車が格安で借りられ、しかも乗り捨てできるので遠方までロードトリップしてみたい!気になっていたあの車に乗ってみたい!という方にぴったりなサービスだと感じました。
オーストラリアでワーホリをしている方や旅行の計画をしている方は一度検討してみましょう!
ご拝読ありがとうございました!