アイスランド旅行記 #13〜ケプラヴィーク国際空港-羽田
最終日。一応アイスランド8日目ということになるが、出発は早朝。羽田までは行きと同じくアイスランドエアとターキッシュの乗り換え2回。ケプラヴィークからはアイスランドエアなのでいまいちよく分からず、オンラインではなく空港でチェックインすることにした。
ケプラヴィーク国際空港(KEF)
ホテルから空港までは徒歩でいける目と鼻の先。早朝4時ごろホテルの朝食ブッフェで軽い朝ごはん。早朝すぎてあまり食が進まなかったが、コーヒーとフルーツ、それに最後のスキールだけはいただいた。
①チェックイン
チェックインはオンラインでもできるが、空港券はターキッシュ販売の通し券。ケプラヴィーク国際空港にはターキッシュのカウンターは無い。オンラインがうまくいくか不安だったので空港のスタッフさんに尋ねるとチェックインの機械でとのこと。パスポートのスキャンでチェックイン。
②カウンターで荷物を預ける
結局荷物を預けるのだからチェックイン機に通さなくてもいいような気もしたのだが。。。とりあえず荷物を預ける。アイスランドエアからターキッシュに乗り継ぎがあるので帰りも心配したけど、スーツケースのラベルはちゃんとHNDの文字!良かった〜途中でピックアップは不要!
③免税カウンターで手続き
セキュリティチェックにどれだけ時間がかかるか分からないので、とにかく早く終わらせたい。免税カウンターはチェックインカウンターから見える位置だった。購入時のレシートと、レシートに添付されていた用紙にその場で必要事項を記入。カウンターの係りの方が内容チェックして、提出した用紙を定規で裂くようにして半分に。QRコードがついた下半分を返されてた。3カ月以内にクレジットカード会社から返金処理がされる、QRコードをスキャンすれば免税の進捗がわかるということだった。
※帰国後しばらくしたらクレジットカード会社経由で免税分の入金が確認できた。約1カ月過ぎた頃だった。
④セキュリティチェック
ケプラヴィークのあとは同じシェンゲン圏のデンマーク・コペンハーゲンなのでここではパスポートコントロールは無かった。セキュリティチェックは思ったほど長く待つことはなかった。特にひっかかることもなくすんなり通った
⑥免税ショップ
最後の最後のアイスランドみやげをちょっとだけ。手荷物になってしまうのであまり買い足さず。
⑦搭乗〜出発7:35
搭乗開始6時55分。搭乗口は人でいっぱい。無事にアイスランドを発った
コペンハーゲン国際空港到着(CPH)11:45
3時間ちょっとのフライトでコペンハーゲンにほぼ定刻で到着。時差は1時間、現地時間11:45。コンパクトな空港で、ここの乗り継ぎではセキュリティチェックがなかったような気がする。
ケプラヴィークではコペンまでの搭乗券1枚だけの発券だったので、まずは次の搭乗券を切ってもらわないといけない。英語堪能な友人が一緒なので心強い!アイスランドエアを降りてターキッシュの窓口を探す。すぐに分かりそうもないからと、早々に空港スタッフに聞いて案内受ける。カウンターは通路の目立たないところだったので聞かなければ延々と探す羽目になっていただろう。休憩から戻ってきたカウンターのマダムは、ゆったりとチェックして発券手続きをしてくれた。ここからはターキッシュ2便の乗り継ぎなので、搭乗券をひとり2枚もらう。これで羽田まで大丈夫!
どの一角にもなぜかセブンイレブンがあった。なんでこんなに???と思うくらい。ショップだけじゃなくてセブンの自販機もいっぱいあった
お店をうろうろしつつ、シェンゲン圏を出るためここでパスポートコントロールを抜ける。それほどレーンは多くないけど、あまり待つことはなかった
パスポートコントロールの係りの女性は、長い髪をおだんごにして、ポップなカラーのおしゃれなお洋服を着ていた。作業はテキパキとしてシュッとしている。これが北欧女子か!めちゃかっこかわいいじゃないか!!
空港はどこを切り取ってもさすが北欧、デザインが素敵すぎる。パスポートコントロールを抜けてもなお存在するセブンイレブンでちょっと飲み物購入。やっぱりパッケージかわいすぎる。
コペンハーゲン出発(CPH)14:10
ターミナル移動はちょっと迷ったけどなんとかなったし時間も余裕があった。これからはターキッシュでイスタンブールへ3時間ちょっとのフライト。
同じくらいのフライト時間でもアイスランドエアは飲み物だけだったけど、ターキッシュは食事がでた。まぁ普通に美味しかった。特にチョコレートのムースがおいしかった。
イスタンブール国際空港到着(IST)19:25
イスタンブールに着くともう暗くなっていた。コペンハーゲンからの時差2時間がプラスされる。アイスランドからは3時間の時差が生じているので、もしまだアイスランドにいたとすれば21:25。早朝4時起きだったのでもうかなり眠い。
ターミナルに着いた。あと1便でようやく羽田に付くのだが、フライトは深夜2:40!7時間以上あいてる。実はこの時間を有意義に過ごそうとプライオリティ・パスを事前に作っておいていた。行きの羽田のラウンジでも使い、ノートにも記したが少し噛み砕いて載せておく↓
プライオリティ・パスの公式から申込は出来るが、結構なお値段がする。実はクレジットカード会社ではそのカード会員向けの特典として、このプライオリティ・パスを優待していたりする。ここでは詳細は割愛するが、私の持っているカード会社では、条件を満たせば無料でプライオリティ・パスを持つことができるので、こちらを利用した。
空港内のカフェやレストランはたくさんあるけど、この半端ない円安時代。お会計がこわい。でもプライオリティ・パスの使えるラウンジに入ってしまえばそれを気にすることはなく楽しめるのだ。
iGA Lounge
ラウンジのカウンターで受付をする。対人でおそらく現地のトルコ人の方のよう。羽田ではすんなりだったのに、こちらではパスポートと搭乗券のチェックだけでなく、その搭乗券を預かる、と言っていた。控えも何も出さない様子。受付の方は英語がそれほど流暢でもなく、かといってこちらもそれほどではないのでちょっと心配になった。結果としてはラウンジを出る際に返してもらえたが、ちょっと心許なかった。
とはいえ、ラウンジは広くて沢山のお酒の酒類があり、バーテンダーがいるのでカクテルも言えば作ってもらえる。私はワインとビール、おつまみになるようなブッフェのお料理をいくつかいただいてまったり。最高!
しかしもうほんとに眠い。ラウンジに仮眠室もシャワーもあるから、すっきりして寝てもいいかも!なんて旅の前には考えてた。でも実際には、仮眠どころか熟睡しそうだし、寝すぎて次の便に乗れなかったらと思うと恐怖でできなかった。素敵な計画が、睡魔との地獄の闘いとなったのだ。
座っているだけというのもあんまりなので、巨大なターミナルでちょっとお店めぐりをする。中東のギラギラとしたお金持ちの世界を眠気とともにふらふら巡る。
トルコっぽいお土産をいくつか買って、いよいよ最後のフライト。
イスタンブール出発(IST)2:40(+1)
やっと、やーっとの搭乗。搭乗口はものすごい数の日本人。さすが巨大ターミナル、あちこちの国から集結してきた訳だ。日本語が飛び交う。団体ツアーのグループも何組かいるようだ。帰国をひしひしと感じる。
羽田空港到着(HND)19:45
到着時刻は19:45だが、実際は30分くらい巻いて到着したようだった。最後の機内はもうほとんど記憶がない。食事はとったけどもう爆睡。イスタンブール出発が深夜2時過ぎで11時間のフライト。さらに時差が6時間プラス。もうわけが分からない。
入国の際に必須となったVisit Japanの登録。ターミナルから入国審査まで長いので、その間に済ませた。事前にできるとこまでやっておけばよかった。
無事に入国、スーツケースも無事にピックアップ。どこも壊れてなかった。ようやく安堵。そして長旅で最初の便から最後まで共にした友人とはここでお別れ。羽田から自宅までは約2時間半はかかる。長い長い帰路。8泊10日の大冒険だった。
おわり。
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