3.6 たまにはこんな日あっていい

今週末、夫が大学の同窓会に参加するとのことで家を空ける。いつものワンオペがプラス2日されるのを夫なりに気にしているようで、「たまには平日に1人で出掛けてみてはどうか」と言われた。義理の母からもいつでも預かるよと言ってもらっていたので、1人の時間をもらうことにした。

昨夜寝かしつけている時に息子に、明日はじーじとばーばのおうちに行くよ。ちゃんと迎えにいくからね。と伝えてみた。いつも何を言っても頷く息子がウーンと言って頷かなくて可愛いかった。伝わってないだろうけどとりあえず話しかけているので今朝の家から出たくない!とパジャマを持ってリビングに座り込む息子の姿には驚いた。いつもは靴を履かせれば嬉しそうに外に行くのに、車に乗るのも嫌がり出かけるまでに時間がかかった。こんなに小さいのにそういうことをちゃんと理解して、自分の意思を伝えようと身体で一生懸命表現しているんだなと思うと、息子の成長に感動した。

泣く息子を背にバス停に向かった。あんなに泣いて、大丈夫かなあ。やっぱり出かけるのよしたほうがよかったかなあ。なんて思いつつ向かった先は美術館、そして本屋だ。大人しい子なら美術館も本屋もいつでも行こうと思えば行けそうなものだけど、わんぱくな息子には静かすぎる場所なのでずっと行けずにいた。折角の1人の時間なら満喫しちゃおう!と行けないところへ行こうと思った。美術館も本屋も大好きな場所で久しぶりに身体に栄養が入ったような感覚になった。ぼーっとSNSばかりみる生活よりこっちの方がずっと有意義だなと思った。

本屋では常連さんと店主さんの話にまぜてもらうなどして、久しぶりに家族以外の大人と平日に会話した。正直人付き合いは苦手だし話すことも苦手なのだけどたまにはこんなのもいいなあと思った。私の知らないことをたくさん知っている人たちと話すのは楽しい。本当コーヒーの匂いも落ち着くしやっぱり私は本屋が大好きだ。月に一回くらいはここに通おうと思った。

そして今遅めのランチを待っている。少し奮発したランチとスイーツ。食べるのが楽しみだ。

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