MOTHER 2
ぼくはおかあさんがだいすきです。
それはなぜかというと
いっつもぼくたちのためにおうちのことをがんばってくれているからです。
とくにママのつくるりょうりはすごくおいしいです!!
そんなおかあさんがぼくはだいすきです。
でも大好きじゃ無いところもあります。
それは生きとし生けるもの全てに対して平等なところです。
全ての生命を愛すのはいいのですが、その愛が故に変なところもあります。
僕の家では犬を飼っています。
柴犬のはるです。
お母さんは毎朝はるの散歩に行くのですが、はるが外で用を足そうとしたらブチギレるのです。
この前は
「なんであなたは外でうんちするの!!家にうんちする場所作ってあげてるでしょ!!本当に何回言ったら分かってくれるの!?」
と住宅街で声を張り上げて怒っていました。
僕はそれを見て「ひぃ」と思いました。
さらにこの前はお母さんが家に帰ろうとしているのにはるが言うことを聞かずに散歩を続けようと抵抗していたら
「はい、もういいです。いうこと聞いてくれないならあなたのお世話も何もしないから。勝手にしてください。ご飯も自分で狩ってきてください。はい、さよなら。」
と今度は静かにブチギレていました。
極めつけは家の前でワンワン吠えてる散歩中の他の家の犬に対して
「オラァ!オラァ!オラァ!」
と犬が吠えた回数と同じ数のオラァを浴びせていました。
その時は流石にお母さんに抱きついて「もうやめて!お母さん」と言いましたが、お母さんは僕にいつもの優しい笑顔を見せた後再び犬に向かって吠え続けました。
でも僕はそんなお母さんを誇りに思います。
僕も全ての命に平等に接することができるようになりたいです。
1ねん3くみ おかだ しゅんや
先生)しゅんやくん、、、?今日授業参観だよ。
先生)ふざけてるの?嘘ついちゃだめだよ!
先生)お母さん嘘ですよね?
母)「オラァ!オラァ!オラァ!」
生徒A)せんせーい、校庭にワンちゃんきてるー
しゅんや)お母さんやめて!!!
完