愛こじらせて春
(詩人としての密かなつぶやき)
愛されていないのかしら
反応が欲しくて愛情表現をしているつもりはないのだけれど
どうでもいいのかしら
さみしい、せつない、あまえたい
などと
いう甘えばかりを
この春が言わせる
あこがれのあのひとは
走り続けていて
眩しくて
なんとかして追いつきたい
いまからスタートをきって
あとを追って
間に合うのかどうかもわからない
けど
スタートをきらなければ
なんにもはじまらない
追いついて捕まえる、
そんなチャンスもおとずれないだろうから
遅くても
スタートを切ることに決めた
同じ惑星の違う時空にある人よ、
待ってて
いまから、出発します。
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