【ギター】見た目で選ぼう!初めてのエレキギター
「初めてのギターはどんなギターを買ったら良いか?」
お答えしましょう。
それは「見た目が好きなギター」です!!
恋人や結婚相手を見定めるのとは違います。内面(性能)なんて気にせず見た目の好き嫌いだけで選びましょう。(独身の筆者が知ったようなことを言っているぞ?)
筆者が最初に手に入れたギターはV字の形をした変形ギターで、膝に置いて弾けないため今思えばとても不便でしたが、そのギターが好きすぎてそんなことは気にせずに夢中になって弾いていました。
もし憧れのギタリストがいて、そのギタリストのギターが欲しかったらもうそれが正解です。何も心配は要りません。予算内でそれに近いモデルを買いましょう。
今回はそういう動機やきっかけがなく、何を買ったらいいかわからないという方に向けて、筆者の独断と偏見で代表的なモデル4機種をピックアップしました。
見た目だけで選べなんて言っておきながら、一応ちょっとだけ特徴も説明してます。
全機種の写真を用意できないので、お手頃な商品のリンクを貼っておきますね。
【王道】
「エレキギターといえばこの2機種」と言い切れます。全ギタリストからの同意の拍手が聞こえてきます。
★Fender ストラトキャスター系★
軽く、弾きやすく、万能。初めての1本に間違いなくおすすめです。悪い点を強いて挙げるなら「みんな持ってる」くらいです。
“ストラトキャスター”はFenderおよびSquierブランドの商品のみを指すモデル名ですが、多くのメーカーから同じ(似た)形をした”STタイプ”などと呼ばれるコピーモデルがたくさん出ています。
例えば入門用ギターとして人気のYAMAHA”パシフィカ”もSTタイプといえるでしょう。
形は一緒でもピックアップ(弦の振動を電気信号に変える装置)の種類や配列などで、音の傾向は様々になったりしますが、ざっくり”繊細""軽やか””煌びやか””艶っぽい”あたりは共通点として言えると思います。
★Gibsonレスポール系★
これぞ”ロックンロール”なギター。シブかっこいいです。昔ほどの人気はないようですが、多分重いからでしょう。
あと、音が太いので重厚なロックに向いていますが、近年の音楽トレンドにおいて需要が少ないのかもしれません。
最近ではアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の主人公ぼっちちゃんが使って注目を集めましたね。
なんか、あまりいいこと書いてないですが、見た目が好きなら絶対買いです!ロックンロール!
初心者が初心者の壁を越えられるかどうかはギターへの愛にかかっていますので。
レスポールの本家ブランドはGibson、Epiphone(Gibsonのお求めやすいブランド)。コピーモデルは東海楽器やエドワーズなどのブランドから出ているものがメジャーです。ストラト系よりちょっと価格が高めかもしれません。
【やや個性的】
テレキャスを「やや個性的」なんて言ったらテレキャス愛好家から「王道だろ!」とテレキャスで殴られるかもしれませんがあえて個性的枠に入れます。SG派はきっと認めてくれるでしょう。
★Fenderテレキャスター系★
同社のストラトキャスターよりも早く1950年に誕生したテレキャスター。こちらも多くのギタリストに愛される人気モデルです。
筆者はテレキャスを持つとコードを掻き鳴らしたくなります。ギター・ボーカル志向の人におすすめかも?もちろんバリバリにソロを弾いてもらってもかまいません。
音の傾向としては、高音域の主張が強く切れ味がある明るい音といった印象です。個人的には結構好みがわかれるギターだと思っています。
有名なギタリストでいうとMIYAVIさんや布袋寅泰さんなどがメインで使用していますね。
こちらも人気モデルなので、いろんなメーカーからコピーモデルが出ています。
ここでは本家Fenderのお求めやすいブランド「Squier」のものをご紹介。
★Gibson SG系★
攻撃的な見た目がこれまたロックを感じさせるこのモデル、実は前述のGibsonレスポールの後継機種として誕生したモデルです。
レスポールと比べると薄く軽く、扱いやすいと、さすが後継機種とだけあってレスポールの弱点を見事に克服していますが、改良した結果全然違うギターになってしまったというちょっと面白い背景があるギターです。
音の傾向としては、重厚なレスポールよりはもうすこし高音域(中音域)の主張が強く、やはり攻撃的なロックサウンドに向いていますが、もしかするとレスポールよりいろんなジャンルにいけるギターかもしれません。
また、ネックが長くハイポジションが弾きやすいのが特徴で、将来的にテクニカルな演奏をしたいという方におすすめです。
ただしネックが長い分ヘッド側が重くなってしまうので、ストラップを使用して肩からギターを吊るして立って弾く場合、左手で支えていないとヘッドが下に下がってしまう「ヘッド落ち」という現象が起こってしまいます。
※最近のSGを持ったことがないので、もしかしたら改善されているかもしれません。
「やや」なんてことはなかったです。SGはかなり個性的でしたね。ところがなかなかの人気があるようで楽器屋さんでよく見かけます。コピーモデルは前述3機種に比べると少なそうです。
実はこれらの他にも【かなり個性的】【玄人っぽい】などもご紹介しようかと思ったんですが、だいぶ長い記事になってしまいそうなので、またの機会にしようと思います。
気になるギター、ありましたか?
ナ〆ナナメ
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