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【ギター入門】これからギターを始めるみなさまへ

ギターのご購入おめでとうございます!!!!!
良い色ですね!!!

というわけで、ギターを買ってみたけど何から手をつけたら良いかわからないという方に何かアドバイスがしたくて、自分なりの道しるべを作ってみました。カバー画像はアコースティックギターですが、エレキ・アコギ両対応の内容になっています。(多分)

歴だけは長いので完全な初心には返れず、すっ飛ばしてるところもあるかもしれませんが、自分がギターを初めて手にした時から何かを弾けるようになるまでをできるだけ思い出して整理してみました。

ちなみに、何から手をつけるべきかを説明するだけで、具体的なレクチャーなどはありません。
ギター初心者の方々へ、参考や暇つぶしになったら嬉しいです!
※わからない用語は頑張って調べてね!
※クラシックギターは専門外なのでごめんなさい!

1.持ち物確認

忘れ物はないですか?
・ギター
・ピック
・ストラップ(立って弾かなければ不要)
・アンプ(エレキの場合)
・エフェクター(エレキの場合 必要に応じて)
・ケーブル(エレキの場合)
・チューナー(大事)

2.チューニング

ギターの各弦が適切な音になるように調整します。
面倒かもしれませんが演奏前のチューニングは習慣化しましょう。
最初のうちは正しくレギュラーチューニングできるように、チューナーを使って丁寧にピッチを合わせた方がいいです。日々の演奏で正しいピッチに慣れると、そのうちチューニングが狂っている時に気づけるようになります。
人によってですが、そのうち適当になります。(合ってないとわかっていてもまぁいっかーって弾くようになる)

↓覚えようレギュラーチューニング↓
6E/5A/4D/3G/2B/1E

3.弾きたい曲の楽譜を手に入れて何度も練習する。

エクササイズ的な練習方法を調べたり取り組んだりするより、いきなり曲にチャレンジするのが良いです。
弾きたい曲の楽譜を手に入れて、まずはその曲の一部を頑張って弾いてみましょう。いきなり一曲丸ごと演奏するのは難しいです。まずはサビだけとかイントロだけとか、狭い範囲をじっくり習得してみましょう。小さな達成感の積み重ねが継続のコツです。成功のコツは継続です。

やりたい曲が難しくて心が折れそうになったら、簡単そうな曲を探す旅に出かけましょう。きっとネットやYouTubeに、初心者におすすめの曲がたくさんあるはずです。とにかく課題をクリアできることを最優先に取り組みましょう。今は難しく感じる曲も、続けていれば必ず演奏できる日が来ます。

ここからは、ギターでやりたいジャンルやスタイル(バンドのギターパートなのか、弾き語りなのか)で取り組み方がちょっと違ってきます。

弾き語り志向の人

弾き語り志向の人は主にコードと奏法(ストローク・アルペジオ)などの、歌の伴奏のための技術や知識を習得することになります。
最近はインターネットで歌詞にコードが振られている「コード譜」を手軽に入手(閲覧)できるようになりました。筆者はU-フレットというサイトを参考にしています。

こういったサービスを利用してたくさんの曲をコピーしましょう。コピーするほどいいです。レパートリーの数が増えると定番のコードや頻出コード進行を理解でき、ストロークやアルペジオなどの伴奏方法のバリエーションも蓄積されていき、その後のコピーが楽になっていきますし、自分で曲を作ったりアレンジすることもできるようになります。
歌いながら弾くのは地味に難しいので、最初のうちは歌わずにギターの演奏に専念した方がいいかもしれません。
ランキング上位曲を片っ端からコピーして人気者になりましょう。

バンド志向の人

バンドのギターパートを担おうとする人は弾きたい曲のバンドスコアを手に入れてタブ譜を見ながら音源と同じように弾けるようにする、いわゆる「完コピ」という方針で取り組むことになると思います。
バンドの1パートを担うということは他の楽器とのアンサンブル(合奏)ということになるので、例えばコードは別な楽器が担っていて、自分はギター一本では成立しないようなフレーズを弾くことがあったりソロを担うというような場合もあるでしょう。
バンド志向の人はとにかくバンドスコア(もしくはギタースコア)に書かれたタブ譜の通りにオリジナル音源と一緒にセッションするような練習をしてみましょう。
バンドスコアはギターを扱っている楽器屋さんに売っていたり、たまに本屋さんで売っていたりしますが、近所で見つけるのが難しい地域の方はネットで入手するのがいいかもしれません。

<筆者の思い出話>
筆者はバンド志向で始めて、最初に弾けるようになった曲はhide with Spread Beaverの「ROCKET DIVE」でした。
まずイントロ(簡単)が弾けるようになって、次にソロ(初心者にはちょっと難しい)が弾けるようになって、かなり達成感があって楽しくなりました。ロックは押さえ方が簡単なパワーコードを使用することが多いので、音がカッコ良ければ簡単に"やれてる感"出るんですよね。
後に当時好きだった女の子の影響で「ゆず」のコピーをしまくったおかげで弾き語りスキルも鍛えられました。
ギターと下心は相性がいいです。

4.好きな音色で弾く

これは特にバンド志向(エレキギター)の人に大事な点です。
アコースティックギターは基本的にその楽器の音そのもので演奏するものですが、エレキギターはアンプやエフェクターの組み合わせによって様々な音を出すことができます。よって、コピーする際もオリジナル音源に近い音が出せると良いでしょう。というか音が全然違うとやる気が出ません。
最近は入門機クラスのアンプでも様々な音を出せる機種が多いです。アンプを選ぶ際に自分が出したい音が出るかどうかを確認して、必要に応じてエフェクターを足していくと良いでしょう。余談ですが、後々演奏よりもアンプやエフェクターへの関心が高まる人も多いです。沼ってやつですね。
気持ちいい音で演奏するというのは初心者にも上級者にも共通してすごく大事なことだと思います。

<筆者の思い出>
※筆者がギターを始めた頃は激しめのバンドサウンドが流行っていたので、入門用のアンプだけでは雰囲気が出せず、エフェクター(Zoomのマルチ)を手に入れて思い切り歪ませられるようになってからめちゃくちゃ練習ペースが上がりました。音作りの重要さに気が付かなければ、こんなに長続きしなかったかもしれませんね。
あと、エレキギターは歪ませるほど演奏の粗さがぼやけて上手く弾けてる気分になります。
ご参考までに、筆者も現在使っていて、コスパが良いと感じているマルチエフェクターをご紹介しておきますね。


5.ギタリスト宣言をして人に聴いてもらう

「私、ギターを始めました!」と周りに主張しましょう。すると「何か弾いて」と言われるはずです。そのための入魂の1曲を練習しましょう。人前で弾くことで得られるものはとても多いです。ライブ出演や動画配信とまでは言わずとも、例えば家族や友人にちょっと聞いてもらったりするのがいいかもしれません。人前で演奏する覚悟が上達を後押ししてくれます。緊張して失敗したり、思い通りに演奏できなかったら、悔しくて練習に励むことでしょう。
既にバンドを組んでいればいずれ出演の機会があるでしょうし、出演がなくてもメンバーには演奏を聴かれることになりますね。
楽器の演奏は自己満足の面にも充分価値があると思いますが、演奏者と聴き手とのコミュニケーションも音楽の醍醐味のひとつです。是非人前で演奏することを一つ目標にして頑張ってみてください。

おまけ

ギターは、例えばピアノと比べると音を出すまでの難易度が結構高い楽器だと言えます。弦を押さえたりピックで滑らかに弾けるようになるには、反復練習によって身体と脳がその動作に慣れる必要があります。多少の筋力と左指の硬さ(演奏を重ねると指先が固くなって弦を押さえやすくなる)も必要です。よって最初は(しばらくは)絶対にスムーズに演奏できません。ですので早い段階で「自分には向いてない・・・」と諦めるのはもったいないです。是非気長に、少しの時間でもいいので日々継続して、まずはギターと仲良くなってください。

言い切れた気がする・・・!(自己満足)

もし本当にこれからギターを始めるという方がいらしたら、コメントで気軽に質問などお寄せください。アドバイスできることがあればお応えします。

一緒にギターを楽しみましょう!

ナ〆ナナメ

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