Vol.25 2代目昆虫博士なるか? 〜初めてヘラクレスオオカブトを見た話
GWは車屋と家具屋で終わった我が家だが一応最終日だけは「こどもの日」っぽいイベントに行って来た。大昆虫展である。しかし「生きたヘラクレスやオオカブトなども展示中!」のポップに食い付いたのは2歳の息子・・・じゃなくもちろん夫の方であった。夫はいわゆる昆虫博士だ。小学生の頃セミの研究で県知事賞をもらったらしい。セミだけじゃなく昆虫全般にやたらと詳しい。という訳で完全に親の趣味である。
しかし生身のヘラクレスやオオクワガタを見るのは私自身も初めてだったので意外と興奮した。私はド田舎出身で網戸にクワガタが張り付いているいるような環境に育ったが、せいぜいノコギリクワガタ程度であった。それほど大きな個体は見たことがない。特にヘラクレスは〝世界最大のカブトムシ〟として図鑑で見、子供の頃から憧れを抱いていたのでついテンションupし写真を撮りまくってしまった(注:写真撮影は自由)。
当の息子はカラフルな蝶の標本にやや興味を示しただけでカブトムシにも蚕の幼虫にも〝ふ〜ん〟という反応。外にある土管の方が魅力的だったらしい。何度も出たり入ったりしていた。
しかし昆虫博士の血は間違いなく引いているはず。そのうちセミやら青虫やら捕まえてくる日が訪れるのではないかと、田舎育ちなのに虫が苦手(見るのはいいが触るのは嫌)な私は戦々恐々している。
【猫ムスメより】
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