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Vol. 224 ハロウィンと私とイメルダ夫人

 ⭐︎文中に顔出し写真あり⭐︎

イメルダ夫人を覚えているだろうか?

フィリピンで20年もの間独裁者として君臨したマルコス大統領の妻だ。その強烈なキャラクターと贅沢三昧な暮らしぶりは日本人の好奇心を刺激し一時ワイドショーを席捲した。
当時まだ幼かった私も「やたら靴を持ってるおばさん」として強烈に覚えている。

さてそんなイメルダ夫人だが私は仮装した。
ちょっと何言ってるか分からなくて申し訳ない。
正確にはハロウィンで仮装したのだ、イメルダ夫人に!!!

ま、写真を見た方が早いだろう。
なにぶん30年以上前の写真なので顔を晒す。
 ※今は全く面影ないよ⭐︎


16歳の時の私。
右は留学仲間のYokoちゃん。
彼女とは今も交流が続いている。

写真には写っていないが私はこの服装で両手に靴を持ち「I'm Imeldaイメルダ!」と叫びながら校内を練り歩いた。なんならこのまま授業も受けた。あー恥ずかしい恥ずかしい。穴があったら入りたい。

ちなみに場所はアメリカである。
留学先の高校が撮影場所だ。

この高校には「ハロウィンの日は仮装して登校しましょう」みたいなイベントがあり仮装コンテストも開催されていた。いかにもアメリカンなノリである。私たち留学生は衣装を持っていないため普通に登校しようとしたが、演劇部の先生に「劇の衣装を貸してあげるから仮装しろ」と言われ部室に連れて行かれたのだ。

で、数ある衣装の中から選んだのがこのピンクドレスだった。もちろんMy choice…である。
他の子は魔女になったり白雪姫になったり妥当な線を選んだが私はイメルダだった。16歳の自分に問いたい。「Why イメルダ…?」

やたらと不機嫌そうな私。左はホストシスターのZoy。
彼女が何に扮装しているかは忘れた。


ま、当時の心理状態は分からないがお陰でこんな写真が残っている。そしてハロウィンのたび思い出す。あの楽しかった日々を。恐らく年に一度イメルダ夫人を思い出すのは世界広しと言えども私だけではないだろうか。

  Happy  Halloween🎃



【猫ムスメより】
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