24,10,13。天然は工夫を凌ぐ。
スッキリ晴れた休日日曜日。夜更かしの割には早めに起きてのんびり過ごしております。明日月曜日も休日という事で気分的に余裕たっぷりな今日のnoteは昨日の続きのサムピックの話。
昨日到着したサムピックが↑です。カスタマーレビューを参考に比較的ナイロン弦向けと思われる物を選びました。まずはこれを削って親指の爪で弾く時との違和感が少ないように仕上げたのが↓です。
昨夜の練習時に装着して弾いてみましたが、あまり良い具合とは言えません。装着時にもう少し自分の爪の位置に合わせたかったのでたまたま机の上に転がっていた薄いピックを加工して取り付けてみたのが↓の状態。
実際指に装着してみたのが↑の状態。ほぼ「ここで弦にヒットして欲しい」な所にピック部分が顔を出すように取り付け位置を合わせて練習開始。
指慣らしの曲やさほど親指が活躍しないカルカッシのエチュードはなかなか良い感じで弾けました。これなら慣れてさえくれれば使えるなと安心しつつ親指が忙しいアルハンブラを弾いてみると…ミス連発です(笑)
ヒットさせる弦がころころ変わる曲になるとmy爪の時の様に無意識で目的の弦をヒットする事が出来ません。ピックが当たる事で低音弦の歯切れは良くなりますが、爪の代用としてはちょっと頼りになりません。サムピックで正確に弾くには大分練習が必要だなと思いつつ外して自分の爪でいつものように練習してみれば何と弾き易い事か。
投資金額が500円と安価だった事から工夫したサムピックの導入はあきらめる事に。練習時にストレスを感じてしまうようでは本末転倒ですし、ギターを手に取ってからピックを探す必要が無いというのはやはり快適です。
如何に工夫を重ねても天然の爪には敵わないのかと溜息をつきつつ、それならフラメンコ奏者やスチール弦を爪弾きする人たちの様に親指の爪だけでもドーピング(アロンアルファ等で補強&延長するそうです)しちゃおうかななどと思い始めた日曜日なのでありました。