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22,12,25。哭悲/THE SADNESS視聴。

休日日曜日。特に予定の無い割には昼前に目を覚ましPC机の前に。

いつもの休日通り巡回しているサイトをチェックしているとyoutubeの有料レンタルに期間限定とやらで「哭悲/THE SADNESS」が。

噂の超エクストリームスプラッターでぜひとも見たいと思っていた作品故、速攻で視聴。まだ昼時で横では妻が猫映画を見ていたので当然ヘッドホン着用での視聴です。

ホラーとして評価の高い作品を連発している台湾映画初視聴で、断片的に映像を見ているトレイラー映像だけでもその徹底したゴア感に痺れていただけに敷居高まりまくりでの視聴でしたが、多少の粗さは感じるものの期待を裏切らない作品でした。

未聴の方へのエチケットとしてネタバレ(もちろんさほど深いストーリは無いのですが)を避けつつ感想を書いてみたいと思います。

いままだ数多のホラー作品で「ゾンビ化」や「未知のウイルス感染」が原因で人間の凶暴性や破壊衝動がむき出しになる描写はありましたが、本作「哭悲」が画期的だったのは「めっちゃUPする性欲」の追加と「しっかり残る欲望以外の意識」も描いた事でしょう。

噂にたがわず流れる血潮の量は同系統作品の金字塔「死霊のはらわた」を凌ぐ程ですし、襲ってくる側がしっかり楽しそうに話をしてくる上に仲間同士では連携も可能なあたりがエクストリーム感をUPさせて来ます。

たまたま昨夜「人間の根幹は邪悪である」を描き続けた平井和正作品「ゾンビーハンター」全3巻を一気読みしていた事も有って「人の良さそうな隣人」がいきなり笑いながら殺しに来る描写にも何の違和感も感じません(笑)

また台湾映画という事で登場人物や街並みに異国感が低めな事でリアリティが妙にUPする事も+ポイントで見ている側も「根源が邪悪ですみません」感がマシマシです。

ちなみに妻は冒頭の「お婆ちゃん御乱心」のシーンで悲鳴を上げて以降PCモニターに背を向けて猫映画に没頭していましたが当然見る人を選ぶ作品でもあります。休日の昼下がりに半笑いで作品に没頭できる抗体を持っている方であればエンディングまで「うっひょおお!」が止まらない作品ですが、免疫力低めな方には到底お勧めできません。

個人的に一番印象に残ったのは後半の重要キャラ感染症専門医の末期のセリフが「どっちの状態で語られたのか?」だった本作「哭悲/THE SADNESS」
飛び散る血潮と残虐行為手当マシマシが好物の同好の士であれば間違いなくお勧めできる作品です。

台湾ホラーの期待通りさに喜びひとしおな日曜日なのでありました。

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