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23,08,19。腸よ鼻よ9巻。

休日恒例の朝寝の所為で午前中の気温は判りませんでしたが、ここ数日に比べ明らかに暑さのレベルが違う土曜日です。

こんな気温にもかかわらず窓から見えるグラウンドでは子供たちがサッカーの練習で走り回っています。この歳になると信じられませんが、よく考えたら自分もガキの頃には「やっべぇ!今日は外の空気が体より熱いぜ!」などと言いながら走り回っていた気がするので暑さ耐性が激強なのでしょう。

昼過ぎにスーパーに買い物ついでにポスト投函されていた荷物を回収。
発売日前に予約を入れておいた島袋全優氏の「腸よ鼻よ」9巻です。

既に連載は完結しており、来月発売となる10巻で完結ですが連載開始時からのファンとしては「良く10巻まで…」と「もう完結か…」という相反する
思いがぐるぐる渦巻きます。

相変わらず深刻な状況を良い湯加減で笑いに昇華してくれますが、9巻で披露される北海道旅行時のエピソードなぞマジで命の危機モノなのがすさまじいばかり。時系列的にちょうど連載開始時の話となる9巻ですが集中治療室経由から医療麻薬漬けの有様にもかかわらず出来る限り作画に取り組もうとする姿勢に「その状況で書けるんだ…」とドン引きです。

本来深刻であろうドクターとのやり取りや日常でのトラブルを笑いに昇華する際の描写は相変わらず自分のツボにハマりまくりで読み進めるうちに声を出して笑うシーンが多々ありました。自分もストマに溜まるガスの処置に苦労した記憶が有りますから真夏のビーチで水着姿での友人たちとのやり取りなど「うら若き乙女であれば恥死しそうな状況をここまで笑いに転換して見せるとは…見事!」としか言いようが有りません(笑)

次巻でお別れとなる腸鼻ですが島袋全優氏には潰瘍性大腸炎に苦労する方々への良きアドバイザー&ギャグ漫画家として今後も活躍される事を心よりお祈りする土曜日なのでありました。

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