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【日記】ライターみきてぃの富山出張な1日

先生あのね。
取材のため富山に行って来ました。

インタビュア&ライターのなまず美紀(みきてぃ)です。

プロローグ

15年前にライター業を始めた頃は、乳児の子育て中。「出張取材も大丈夫ですよ」と伝えても、なかなか信じてもらえなかった。

子どもが小学生になっても、
担当者:「さすがに出張は難しいですよね?」
みきてぃ:「大丈夫ですよ」
という会話を何度も繰り返してきたのに、遠慮されていた気がする。幼児もち女性ライターならではの現象だったと思う。

さすがに、最近はそんな会話になることは少ない。
私が歳を取った、
あるいは、年齢を重ねた、
あるいは、年齢肌になった、ということだと思う。(年齢肌という日本語どうよ)

いつのまにか、北海道から九州まで「全国出張」を果たしていた。
(「世界一周旅行」と同じで、日本語がズルくてごめんなさい。たぶん出張で降り立ったのは、北海道と九州を含む10都道府県ぐらいです)

あとは「海外出張も大丈夫ですよ」と叫び続けるのみ(何度も、zoomというテクノロジーに阻まれています)。

しかし、私はきっと目的地の●●(都度、地名が入ります)に行くことよりも、飛行機や新幹線での時間が嬉しいのだと思う。

読むか、書くか、観るか、食べるか、寝るかしかない不自由な時間が、とても自由で、好き。

目的地に意識が向かないのは、出張が決まると、仕事モードオンとなり、
「質問項目は揃っているか」
「体調を崩さないか」
「経路間違えていないか」
「寝坊しないか」
などが気になって、●●について調べる心の余裕がない。とにかく、無事に新幹線なり飛行機なりに乗ることが最大の関心ごととなる。

そんな感じで●●に到着するもんだから、どこに行ったら良いのかわからず、結局カフェで調べ物をしているか(取材前)、原稿を書いているか(取材後)となる。

(かつて、余裕を持って1時間前に現地に着いたら、見渡す限りカフェもお店もなくて、壊れかけたベンチに座って瞑想するしかなかったこともある)

富山在住の友達に、新幹線から連絡してみたら

プロローグが長すぎたけれど、今回の●●は富山だった。

いつものように、とにかく慎重に、間違いのないように、北陸新幹線に乗り込む。

私にとって初となる富山へ。
富山といえば、友達がいる。

「あとは降りれば大丈夫」という状態になって、気持ちが落ち着いた私は、「仁義を切っておこう」とメッセージをする。出張を機に、友達に連絡したのは初めてかもしれない。

今回も「富山と言っても広いだろう」と、会えない前提で「富山にお邪魔します」と連絡したんだけれど。

富山駅に到着した私は車でピックアップされ、こうなった。

みきてぃ(左)と友達(右)

友達よ。新幹線の駅前に住んでいたなんて!

取材前の富山観光

富山の空の高さと広さを体感させてもらう。

とてもスッキリとした街で、かつて住んでいたワシントンD.C.を思い出した。

念のために(新幹線を降り損なったときのために)、集合より3時間早く着く新幹線に乗っていて、本当によかったと思う。

だって。取材前なのに、こんなに余裕があるんだもん。

みきてぃ(左)とねね(右)

あ、右の彼女ね。アナタラシック代表 澤井ねねちゃん。熱い女よ。

ねねちゃんが案内してくれた、かつて「世界一美しいスタバ」だったというスタバで、高校生男子に写真を撮ってもらう。

私たちむっちゃ小さい。
「ステキに撮ってね」ってお願いしたからだと思う。

男子高校生よ、ありがとう!

その後、私たちはランチ難民となり、街中をさまよう。

ねねちゃんは「おいしいお寿司連れて行ってあげたい!」と叫んでくれていたのに、残念。

「ほとんどの富山は火曜日が定休日!」と脳内に刻んでおこう。

次の出張は「火曜日以外は大丈夫です」ということにしようと思う。

そして隈研吾さん設計の建物で、インタビュー

今回の取材(インタビュー)はこちらで。

富山市ガラス美術館館長さんから造詣の深いお話をいただいた。

隈研吾氏が設計

富山は「ガラスの街」だった

知ってました?
富山はガラスの街なんです。

館長さん取材後に、作品を堪能する。

富山は「鉄軌道の街」でもあった

Google mapが富山駅から「電鉄」と教えてくれていたけれど、路面電車だとはイメージしていなかった。かわいい。

昭和の女学生になった気分で、レトロな電車に揺られながら、のどかに富山駅に戻る。

知ってました?
富山は、鉄軌道の街なんです

車窓から街並みを眺めながら、ぼんやりと「富山、もっと海外の人を呼び込めるんじゃないか」と思った。

再度、仕事の隙間時間を利用して、ねねちゃんが見送りに来てくれる。

「おすすめのお土産」など教えてくれて、
「そろそろオンライン・ミーティングがーー!」と叫びながら、消えていった。

エピローグ

ねねちゃんに、ます寿司も持たせてもらった。

今回に限っては、誰にも「せっかく出張で●●に行ったのに、あそこに行ってなくて、あれも食べてないの!?」と責められたりしない。

というか、なんと濃い一日だったのだろう。
ただ、2時間半の取材に行っただけなのに。

新幹線からねねちゃんにメッセージを送った、7時間前の私えらい。
そして超多忙なのに、案内してくれたねねちゃん、ありがとう。

食べて、書く

世界どこでも喜んで出張に行くライターなまず美紀でした。

P.S. 納品した原稿はあちらこちらに喜んでいただけました✨
そのうち、どこかに印刷されて、どなたかに読んでいただけるでしょう。

📣お知らせ

富山で私を熱く迎えてくれた、澤井ねねさんが共催するオンライン交流会の第一回が、10/17(木)10:00~12:00に開催予定!

残念ながら私は東京で取材中のため参加できませんが、熱く楽しい会になりそうなので、お時間ある方はぜひ飛び込んでみてくださいね(詳細は上記より)。

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なまず美紀/インタビュア&ライター
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