リサイクルの在り方、と、おじいさん
先日、
断捨離精神が人気急上昇だったので
ここぞとばかりに処分しようと思いまして
部屋の至る所をチェックしてみました
気付けば
何年も使用していないものがじわじわと這い出てきます
もともと物欲はないほうなので
大した買い物はほとんどしていないつもりでしたが
意外にも増えている物々(神々のテンションで)
なぜ?
物々の悪戯??(神々のテンションで)
やはり
日本の神道における八百万の神信仰の末裔ということでしょうか
全てのモノに神が宿るという、あの
いや、そんなことはどうでもいいのです
出くわしたいくつかの品々(神々のテンションで)を持って
なんとなく老舗のリサイクルショップへ足を運んでみました
すると
現れたのはおじいさん
THE 商店街の耳のとおおおおいおじいさん
なんだかまず
そのシチュエーションに少し感動しました
こちらの発言に対して
見当違いの返答
おぉぉ
噂通りのおじいさんスキル
査定に関しても
買取価格の判定がわからない、と
やはり雑
元値が分かれば決められるのだけど、とも
おっしゃっており
高い金額でもふっかけてみようかと
ふと頭をよぎりましたが
大した金額になるわけでもなしに
それも馬鹿馬鹿しい
そして何より
おじいさんと繰り広げた会話が妙に
私を温かい気持ちにさせてくれたのです
この瞬間への対価
その支払い
そういうつもりで、
結局、引き取りをお願いしました
物々交換(神々のテンションで)が
いつの時代から貨幣というものにとって変わり
資本主義という社会でのお金の在り方は
いよいよ方向性を見失っているのでしょうか
よく分かりませんが
お金に縛られた考え方から
一歩外に出られたような気がして
清々(神々のテンションで)しい気持ちで
帰路につきました
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