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地獄の沙汰もお湯次第①〜硫黄臭に注意
令和2年10月24日(土)。
今日は夫と娘と安心院方面へ向かう。
安心院の野菜直売所で野菜を買い、アフリカンサファリで動物見学、別府の温泉に寄って帰るというコースの予定である。
出発。別府方面へ向かう。
別府というところは、なんとなく落ち着く。温泉を想像してしまうせいだろうか。
国道10号から九州横断道路(国道500号)に入る。
おそらくもう何百回も通っている、通り慣れた道。
この国道500号に入ると、急に別府感が増す。少し上ると鉄輪温泉地帯に入り、旅館が立ち並ぶ。
もう少し行くと、海地獄等の観光地もある。
若い頃、沖縄県民の友人が大分に遊びに来てくれたことがある。
こんな時、大分県は観光資源が豊富であるため、案内に困ることはない。
とりあえず、温泉と別府地獄めぐりは外せない。
でも、よく考えると地獄めぐりって……
ーー楽しいんだろうか??
見慣れていると、そんな感覚になってしまう。しかし、意外にも沖縄の友人は、この「地獄めぐり」を一番喜んでくれた。
確かに、あんなに地面からゴォォォォっと何かが吹き出している様は凄い。別府って凄い土地である。
車は山道を進み、私が好きな明礬温泉地帯に入る。
照湯温泉、別府保養ランド、湯屋えびす、みどり荘、旅館若杉、湯の里…
硫黄パラダイス!
全部好き!
とにかく私は、硫黄泉好きで、私の中では「温泉=硫黄泉」である。
11年前、温泉名人を目指そうとした時(31/88)も、硫黄泉はかなりまわっている。
中でも湯屋えびすは一番のお気に入りであるが、「別府保養ランド」の泥湯は外せない。
初めて入った時は衝撃を受けた。
建物の年季と、途中から混浴になっている衝撃も大きかったが、「泥に入る」という衝撃。そしてこの泥がきめの細かい泥で、
ーー気持ちいいー・:*+.\(( °ω° ))/.:+
ここぞとばかりに顔に泥を塗りたくる。
ーーきっと美しくなれる。
そう信じて。
美しくなれるか否かは一旦置いておくとして、なかなか硫黄臭がとれないのは注意すべき点である。
硫黄臭が好きな私は、何日かその匂いが残ってウットリとするほどであるが、「腐卵臭」と表されるほどであり、硫黄泉をよく分かっていない輩からは、放屁と勘違いされてないか心配である。
特に、入湯後に着る服は、お釈迦にしても構わないものを選んだ方が無難かと思われる。
さて、この地帯を通りすぎると、ひたすら山道という感じである。
安心院を目指す。何故この字で「あじむ」と読むのか、いまだに不思議でならない。
一旦、アフリカンサファリの前を通過し、安心院の直売所に野菜をゲットしに行く。
アフリカンサファリよりむこうの国道500号はあまり通ったことがない。
想像以上に私の心を揺さぶる風景が広がっていた。
柿の木と青空、このコントラストにやられて、わざわざ車を降りて写真撮影。こういうことは、ガチな一眼レフみたいのを買ってからすべきである。
センスはありそうにないが、そろそろカメラが欲しいな〜と思っている次第である。
それにしてもこの田舎風景、
ーーいいなぁ( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
川、緑、青空…
ーーいいよなぁ( ˊ̱˂˃ˋ̱ )( ˊ̱˂˃ˋ̱ )( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
あー癒されるわ〜と思いつつ、野菜をゲットして引き返すことに。
次の目的地、アフリカンサファリへ向かう。