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1年前の下書きから〜なまけもの看護師の自己紹介〜

"note、始めてみようかな。"

よくありがちな思いつきと好奇心から登録し、気がつけば1年半が経過。

どんなことを書いていこうか迷っているうちにやる気が徐々に薄れていき、

おそらく1記事も投稿せずにそのまま忘れ去られるはずでした。


だってこの記事の下書きの日付は2021年12月のものでしたから。


なぜ急にまたやる気が湧いてきたのかというと、今後の自分について少し見つめ直す時間ができたからです。


話は飛んで7年前。

地方の中核病院で不規則な生活と陰気な職場に耐える日々。

看護学校の奨学金返済のため、最低5年は縛りつけられる運命でしたが、私は逆らいました。


半ば無理やり逃避して、東京へ引っ越した。


東京で特別何かやりたいことがあったわけではありません。


ただ東京で働くこと・生活することの憧れと好奇心は学生時代からずっとあり、いつかは東京で暮らすのかなぁと漠然としたイメージを持っていました。

彼(現在の夫)が東京に住む予定になったので、

乗るなら今だ、自分もついて行く!

そう思いついたのがことの始まり。


両親の反対を押し切り、看護師3年目を迎える前の春、正々堂々病棟を退職しました。


足かせになっていた奨学金は、どうにかしてお金をかき集め全額返還!

そのためにまた別で借りを作るという無計画極まりない行動。

しかも引越したばかりで、貯金もほぼ無しの状態でした。

その頃よりも少し大人になった今、振り返るとかなり無謀なことをしたというか、普通に常識人だったらそんな状態で東京へ引っ越さないと思います。

でもきっとそのタイミングがなかったら、何もやりたいことがない中で東京に引っ越そうなどとは思わなかったはず、とも思います。

夕日に勇気をもらってみる

新しく環境を変えることは、勇気がいる行動です。

多少嫌な職場環境にいても、転職して新たな人間関係が不安・また一からの就活は億劫だからなど、動きたくない心理が勝る人も多いのではないでしょうか。

私自身も今まで慣れ親しんだ土地から住んだこともない都会へ引っ越すことに、

何か大きなきっかけがない限り自分1人の力で動くことはなかっただろうと思うのです。

私の場合、転職や環境を変えることの億劫よりも、

憧れの東京で新たな生活ができるワクワク
が圧倒的に勝りました。


転職自体にも抵抗があまりなく、嫌な人間関係はすぐリセットしたくなる性格というのも一因ではある…


看護師にとってのキャリア最低条件とも言える
臨床経験3年を捨て、

新たなローンも作り、

国の奨学金に車のローン返済も抱えた貯金なしの状態で彼と一緒に東京へ引越し、

その後私はどうなったのか。


これから私がnoteで書きたいことは、
”嫌なことをとことん避けて生きてきた、なまけも・適当・ゆるゆる看護師生活”についてです。

おそらく”一般的な看護師”のイメージ像とは大きくずれている人間なので、こんな看護師の働き方もあるのかと暖かな目線で読んでいただけると幸いです。

また、ここ数年で流行ったおかしな感染症により看護師が辛くなった方や臨床経験が浅いけど病棟看護師を辞めてしまった方などに、

少しでも参考になる経験談になれたいいなと思い、このnoteに記録することにしました。

もちろん、私と似たゆるい看護師生活をしている方とも共感できたら嬉しいです。


あの時思い切って東京に引っ越しをしたおかげで、おそらく地方では経験できない普通とは少し違う看護師経験を積めました。

若いうちは病棟に長く勤めて臨床経験を積むことが、”普通の看護師”として必要かもしれません。


しかし看護師の資格は病院以外の場所でも活かせるのです。


20代の若くてフットワークが軽いうちに、色々な職場で自分に合う働き方を探ることも決して無駄ではないと思います。

私は自分の体験だけでなく、周りの人からの体験談もたくさん教えてもらって知識を広げることができました。

職場の数だけ色々な人達と出会いがあります。


ほとんどがその職場限りの付き合いでしたが、人の数だけ考え方と生き方があることを知ることができました。

これも同じ職場や同じ場所でずっと暮らしていたら中々できない貴重な経験だったと思うのです。


そんな感じのことを、更新頻度少なめかもしれませんがゆるく投稿していきます。

大好きな愛犬2匹の写真も添えつつ。

歩んだ道のり。そしてまだ歩く。


ちなみにその無謀な引越し後の経過としては、東京に4年、そしてその後埼玉にも3年住み、最近また地方に戻り生活を新たにしております。


専門学生で一人暮らしをしてから今まで計6回は引越しをしました。

人より少し引越しが多いでしょうか。


特に転勤のある仕事でもないのに(笑)


夫も私も同じ場所にずっと住めるタイプではなさそうなので、これからも遊牧民のような人生を歩みそうです。


それではまた次回、気まぐれに。

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