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「他の人に言ってほしくないこと」は基本、相手の大事な人に話されている

時々思うことがあります。

上司や同僚、友人に話した、
「これ、他の人には言ってほしくないんですけど」
という内容は…

99パーセントくらいの確率で、その相手の
家族(親、子ども)
パートナー
には言われている、と思っていた方がいい。

そう考えるようになったのは、これまで何度かその経験があるからです。

まず、10年以上前に離婚したときのこと。

基本的に、できるだけそのことは言わないようにしていた(いろいろ聞かれるのがめんどくさかった)のですが、当時の上長でもあり、少し親しくさせてもらっていた年上の女性には伝えていました。
ひとりで当時小学生になったばかりの娘を育てる上では、仕事上で調整が必要になる可能性があったからです。

でも、後日。
「〇〇に(わたしの)離婚のこと話したんだけどさ~」
と言われて、衝撃を受けました。
その「〇〇」さんは、その上司が当時おつきあいしていた同じ会社の男性だったからです。
もちろんわたしも〇〇さんとは面識がありました。

なんで恋人同士の会話にわたしの離婚ネタを持ち出しましたか……?
と正直思いましたが、
「まあ、話したわたしが悪いんだな」と反省しました。

また、娘が小学生だったころ。

当時のママ友からある日、
「〇〇ちゃん(娘)って、▲▲くんのこと好きなんだって?」
と言われました。

ん……? わたしは何も知りませんよ……?

どうやら、娘が友だちに好きな男子の話をした→その友だちが家でお母さんに
「〇〇ちゃん(娘)の好きな男性って▲▲らしいよ~」
と話した、ということらしい。
ママ友
「うちは親子で何でも話すから」

いやいやいや。

友だちが内緒にしていてほしかったことも話すのはちょっと違うだろう。

友だちの恋愛話は一応、相手が親でも言ってはいけないのではなかろうか。

とはいえ、これも人それぞれの感覚や基準が違うんだろうな…と思った出来事でした。


わたしはこれらの経験から、
「多くの人は、自分が聞いた秘密は親しい人(パートナーや家族)には話してしまうものである」
と学んだ気がします。

さらには。
わたしについての個人情報(どこ高校、どこ大学出身か、どこに勤めているか)が、受験生の娘が親しくしている塾の先生方に情報漏えいしていたのです…。

「ママが先生たちに会うことはないんだから、別にいいじゃん」

そういうことじゃないんだよ。

娘よ、お前もか。

という気持ちになりつつ、
「はっ…わたしも娘のことを(娘が会ったことがある)親しい関係の人には話している…!」
と、少し反省しました。

最近は、娘に
「△△さん(娘も面識がある、ピラティスで知り合った年上の女性)に(娘の)志望大学を聞かれたら言っても大丈夫?」
などと、情報公開の範囲についてこまめに確認しています。

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