今ある幸せを噛み締めたい
gleeというドラマにどハマり中の私。
ここ3日間でシーズン1(全22話)を見終わりました。
gleeは、アメリカの高校のグリークラブを舞台とした学園ドラマ。グリークラブとは、ダンスあり、何でもありな合唱部みたいなもの。
ハッピーなミュージカルは気分が上がりますね。
展開は突飛だし、登場人物は揃いも揃って未熟だけど、音楽が素敵なだけでこんなにも楽しく見れちゃうんだな。
劇中では人気のpopsが使われている。そんなに洋楽には詳しくない私でも、知っている曲が何曲かあった。
特に印象に残っているのがマドンナの「Vogue」。これはNetflixのドラマ「Pose」でも使われており、私もそのドラマでこの曲を知った。
MVには黒人の同性愛者達を中心に発展していたカルチャーであるヴォーギングというダンスを取り入れている。
これがとにかく洒落ているのだが、gleeの劇中でもこのMVのパロディが出てくるのだ。
とても完成度が高くて魅了される。
あとは、Queenの「Somebody to love」。
私はこの曲を世界一美しい曲だと思っている。
この曲も劇中で歌われていた。学生のパワー溢れる歌い方もまた素敵だった。
他にもジョン・レノンの「Imagine」、レ・ミゼラブルの劇中歌など名曲が沢山使われていた。
gleeを見終わったあと、私はそれらの曲を無性に聞きたくなり、YouTubeを漁った。
そこで懐かしさと共に感じたのが、この時代に生きていたら…という叶うことのない願望だった。
現役でまだ活動されている方もいるが、もう亡くなっていて二度と新曲を聴くことが出来ないアーティストさんも居る。
大好きなアーティストの楽曲を生で聴くことが、新しい楽曲を心待ちに出来ることがどんなに幸せなことか。身に染みて感じたのだ。
最近、最も好きなアーティストが活動を休止した。何を聞いてもやっぱり彼らの音楽に戻ってきてしまう。彼らの楽曲には幾度も元気を貰い、勇気づけられ、慰められてきた。もはや心の故郷のようなものだ。
毎年コンサートをやってくれて、定期的に新曲を出してくれていた彼らを応援出来ていたのはなんて幸せな事だったのだろう。
彼らが活動を再開してくれる日が来るのかはわからない。来てくれたらとても嬉しいけれど、その日が来なくとも一生楽曲は聴き続けると思う。
話がだいぶ脇道に逸れてしまったが、何が言いたいかというと、“今ある幸せを噛み締めたい”ということだ。
推しがいつまで表舞台に立ち続けてくれるかもわからない。推しを推せる幸せを忘れずに居たいし、自分だっていつどうなるかもわからないからやりたい事は全部やりたい。後悔しないように生きよう。もちろん、他人にあまり迷惑のかからない範囲で。
そんな事を思ったドラマでした。
シーズン2以降はゆっくり見よう。大好きなドラマにまだ続きがある、という幸せを噛み締めながら。