感想文
キングコング西野さんの魔法のコンパスを読んでみました。小説のような見た目だったので最初は、経営とかマーケティングの勉強になるなかな。と半信半疑でしたが気になって読んでみることに。
読んでみると、いつも私が思っていることが分かりやすく書いてありました。
*ここからは、少しネタバレに入ります。
例えば、「僕らの身の周りには、まだまだ取りこぼしがまだまだ残っている」と言う題。私も思っていて、百均にいくたびに主婦が考えた生活が楽になるグッツたちをみて確かに、あれば生活が楽になると言う取りこぼしがあるな。と感じています。私も花屋業界の取りこぼしを探している段階です。食いしんぼう×ブリコラ×まだ見つかっていないものでこんな花屋はなかったな。と言われるものを作りたいです。
そして、この本を読んでいて一番納得したところがあったので書かせてください。お金の話になるのですが、私は若くして結婚したのでお金に困りながら生きていました。旦那さんと一週間1000円で過ごしたり。若いからこそ出来たんだろう。と今になれば思います。(あの時の自分頑張ったぞ!)そんな私たちが生きていく上で大切なお金なのですが、西野さんはお金=信頼と言われています。この章を読んだときにふと、先生の顔が浮かんできました。今、先生がされているブリコラージュファミリーを広げる活動。お花屋さんをしたいブリコラージュファミリーに農園屋さんからアソートで花を卸す組織作り。これをしたところで先生が札束のお風呂に入れるかと言ったらそうは出来ません。なぜならこのアソート花苗は、気持ち程度の手間賃を乗せただけで卸すからです。では、なぜするのか。先生はブリコラージュファミリーの信頼を得るためなのかな。と思いました。第一にみんなのためと言う想いももちろんあると思います。ただ、この本を読んだときにそう感じました。そして実は、私もこれを実行しようとしていました。私のバイト代は基本先生から手渡しなのですが、忙しくて先生が忘れることがあるみたいで10月のバイト代をもらっていなかったんです。思わずニヤリとしました。もしこのまま2月まで先生が忘れていたら研修最終日に先生にお金はいらないから信頼を置いていきます。とかっこよく言って去っていこうと思っていました。が、その2、3日後に、ナツキちゃんのお給料!と言って先生からお給料をいただきました。また先生が忘れていたらいつか言おうと狙っています。
また、私がやる気になった話で西野さんは、新しいことをする上でやはり色々な方からたくさんの意見も言われ、炎上し、それでも乗り越えて来たと書かれていました。嫌いじゃないです。その話。と思いながら読んでいました。なぜかと言うと私も色んなことを言われてきたからです。まず、19歳で子供を産むと決めた時。母からの大反対。周りからは、ヤイヤイ言われそれでも産むと決めたこと。子供を育てるにしても子供のことを精神的におかしいから病院連れて行け。と言う責任感のない保育士もいたり。私は、基本的に自分の言葉に責任を持たない人のことを信じませんし、そんな人たちが嫌いです。花屋をしたいと言ったら、母からのあんたには無理。の全否定。そんな向かい風ばかりの私ですが、意固地なものでここまでやってこれました。読んでいて、西野さんもそうなんだ〜。と思い私は、まだまだだな。と奮起いたしました。まだやれるな、自分!と言う感じです。
ここまで読んでいると乱文だな〜。と思いますが何年か後に読んだときに恥ずかしがれるくらいまで成長していたいです。と言うことで、おしまい。