『コロナ禍と出会い直す』を読んで
『コロナ禍と出会い直す』という本を読んだ。この本は人類学者の磯野真穂氏が2023年から朝日新聞デジタルで連載していた記事を元としておりコロナ禍で繰り広げられた「極端な対策」について振り返る(出会いなおす)内容となっている。
まず読み終えた感想として、コロナの初期対応について、当時のメディアや医療関係者の発言を冷静な視点で問い直していることは意義があり重要なことだと感じる。専門家や国がこうしろと言うから「ちょっとおかしいな」と思いながらも従ってしまうこと。もちろん当時は未知の感