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ずっと眠たいけど大丈夫?妊娠超初期の眠気

妊娠がはっきりとわかる前の妊娠0週から3週ころまでを、
「妊娠超初期」と呼ばれることがあります。
妊娠検査薬などではまだ反応が出にくいとされる時期ですが、その後妊娠が判明した人の多くは、
「とにかく眠かった」
という経験をしているようです。
ここでは、妊娠超初期に感じる眠気の原因と、眠気と付き合う方法についてご紹介します。


1.妊娠超初期の眠気の原因

「最近とにかく眠いと思ったら、妊娠していた」
という人もおり、妊娠超初期の眠気は多くの人が経験します。
妊娠超初期に眠気に襲われるのは、ホルモンバランスが関係しています。
妊娠すると、その妊娠を継続させるために『プロゲステロン』というホルモンが増えるのですが、このホルモンは眠気を助長させる働きもあるのです。
そのため、睡眠時間は十分とっているはずなのに眠い、ということが起こるんですね。


2.この眠気いつまで続くの?

気になるのは、
「この眠気はいつまで続くのか」
ということ。
毎日毎日眠気に襲われていると、日常生活にも支障が出ることもあるでしょう。
眠気がいつまで続くかは個人差が大きく、一概に「いつまで」とはいえません。
・安定期に入ったら眠気が落ち着いた
・妊娠後期になってやっと眠気がなくなった
・出産をするまで続いた
・産後しばらく眠気との闘いが続いた
など、本当にさまざまです。
「安定期に入ったら落ち着くかも」
という期待を持ちつつ、
「もしかしたら出産するまで続くかも」
と思っておくといいかもしれませんね。


3.眠気と上手に付き合う方法

「妊娠するとこんなに眠いと思わなかった」
というほど、とにかく眠いと感じる人も少なくありません。
眠気と上手に付き合うためには、どのようなことをすればいいのでしょう。

①眠れる環境なら迷わず寝る

眠気に襲われたとき、寝られる環境にいるのであれば、迷わずに少し仮眠をとりましょう。
無理して起きていると、体調悪化のきっかけになってしまうことも。
10分~15分ほどの短時間でも仮眠をとることで、体がすっきりしますよ。
あまり長い時間寝てしまうと、夜の睡眠にも影響が出てしまうので、長くても1時間以内で起きるといいでしょう。

②温かい飲み物を飲んで気分転換

寝られる環境にない場合は、温かい飲み物を飲んで気分転換をするのがおすすめ。
コーヒーや紅茶はカフェインが入っているので、ルイボスティーなどノンカフェインの飲み物を選びましょう。
飲み物を準備するという行動をとることで、眠気を覚ますきっかけにもなりますよ。

③軽いストレッチで眠気を覚ます

仕事などで寝ることも飲み物を飲むこともできない、ということもあるでしょう。
そんなときは、軽いストレッチなどを取り入れて体を動かすのがおすすめです。
手を上に挙げて背中を伸ばしたり、肩を回したり、座ったままや立ったままできるストレッチを、いくつか用意しておくといいかもしれませんね。
トイレに立つ、というだけでも気分転換になりますよ。


4.妊娠超初期のこんな症状も妊娠が原因

妊娠超初期の症状は眠気だけではありません。
眠気のほかに、どのような症状があるのか見ていきましょう。
ただし、妊娠超初期の症状はすべての人に出るわけではありません。
生理前の症状にも似ているので、いつもと違う症状がないか、チェックしてみてくださいね。

①おりものの量が増える

女性は生理周期に合わせてホルモンバランスが変わり、それに合わせるようにおりものの量も変わります。
妊娠すると『エストロゲン』というホルモンの分泌が増え、おりものの量が増えやすくなります。
においや色も変わることがあるので、併せてチェックしてみてください。

②腹部の違和感

妊娠すると、妊娠数週に合わせて子宮が収縮しながら、少しずつ大きくなっていきます。
子宮が収縮する際、生理痛のような痛みを感じることも。
ギューッとした痛みやひきつるような痛み、ピリッとした痛みや張りなど、
痛みの感じ方は個人差があります。

③熱っぽさ

熱っぽさも妊娠超初期の症状のひとつ。
女性は生理周期に合わせて低温期と高温期を繰り返しますが、妊娠すると高温期が続くため、それが熱っぽく感じることもあるようです。
36度後半から37度前半まで、微熱が出るため風邪と間違えてしまうことも。

④においに敏感になる

においに敏感になるのは、つわりのひとつともいわれています。
早い人は妊娠超初期から、つわりの症状が出るんですね。
それまでは大丈夫だった冷蔵庫やごはんのにおいがダメになったり、スーパーに行くと気持ち悪くなったり、苦手なにおいが増えることも。


5.まとめ

妊娠超初期の眠気は、ホルモンバランスの影響が大きく、気合やがんばりで何とかなるものではありません。
寝られるときは迷わず眠り、体に負担をかけないように過ごすことが大切です。
妊娠超初期の症状は眠気だけでなく、ほかにもさまざまなものがあります。
「もしかして妊娠したかな」
と思ったら、いくつかの症状が重ねて出ていないか、チェックしてみてくださいね。

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