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SNSで心がちくちくしてしまうアラサー女が考えた、ネット世界の泳ぎ方〜X編
「SNS、めっちゃ苦手なんですよね」
そう話すと、高確率で意外だと言われる。
他人からは、私がこのネットの海をうまいこと泳いでいるように見えているらしい。
まぁ、実際そうなのかもしれない。
世界各国から留学生が集まるキャンパスで勉強したり、韓国に留学行ったりしていた大学時代にフル活用したFacebookのフレンドは、800人くらい。
(正直、今はタイムラインを覗くことは少なくなったけれど)
対して、取材がない限り1週間のほどんどを自宅から半径10km以内の範囲内で完結させている今、私のXのフォロワー数は1900人くらいだ。
数字だけ見ると、今の方が多いしうまく活用できているように見える。
でも、活用できていることと得意かどうかは別にイコールじゃない、とも思う。
SNS見てると、心がちくちくしてくる
SNSが苦手な理由は、これだ。
見てると心がちくちくするから。
見ればみるほど、心がささくれだってくるから。
これは別に、SNSに非があるというわけではなくて、私の性格が要因だと思っている。
Xやインスタが流行する前、前略プロフィールやホムペの時代から(わかる人にはわかるやつ)、友達の近況が気になってしかたなかった。
私がそばにいない間、友達が、友達の友達とどんなに楽しい時間を過ごしているのか、知りたい衝動を抑えられなかった。
で、知ったら知ったで、勝手にダメージを喰らう。
「え、◯◯ちゃん彼氏できてるんだが……私だけじゃんモテてないの……」
「◯◯ちゃんと◯◯ちゃん、昨日プリ撮ったんだ……私なんで誘われなかったんだろ……」
こんな具合で、情報を浴びれば浴びるほど、なんか勝手に喰らってしまう。
たかが文字の羅列で、こんなにもメンタルを犯されるなんて、すごい時代だ。
まぁでも、そんな人は私だけじゃないはず。
そう信じています。
SNS苦手な私が教える、Xの使い方
なのでね、このnoteは。
私のようにSNS苦手だよ〜って方に読んでほしい。
SNS苦手な私が実践している、SNS(X)の使い方講座を、勝手に開講したいと思う。
1 ブロックしてもいい
正直に言います。
私、ブロックしてます。
もしかしたら、いきなりなかなかなことをぶっ込んでるかも。
急に怖くなってきた(滝汗)。
言い訳させてほしい。
私は、ブロックは「攻撃」ではなくて「自衛」だと思うのだ。
私と同じように、タイムラインで勝手に流れてきた情報で「ぐぬぬぅ……」ってメンタルきちゃう人は、少なからずいると思う。
でも、勝手に流れてきた情報を拒むことなく受け入れる必要が、どこにあるだろう。
「うお〜なかなかやな」と思ったポストを見かけたら、「自衛しよう」と思ってブロックする。
だって健やかにいたいもの。
ただし、私なりにブロックするときのルールはある。
・お互いにフォローしあっていない
・直近で、フォローしあう気配がない(友達の友達など、近しい間でのブロックは避ける)
・自分がブロックしていることを、相手に知られてもいいと覚悟する
もし自分が誰かにブロックされていると知ったら、悲しくなる。
いつか相手にそれを知られても構わない、その覚悟が持てなければ、ブロックはオススメできないかも。
(ちなみに私のブロック対象のほとんどは、インプレゾンビだったりする。笑)
2 ミュート機能もうまく使う
「ブロックする覚悟はないけど、見たくない情報はあるんだよ……」
そんな人にオススメしたいのは、ミュート機能だ。
ミュートの設定をすると、その対象は自分のタイムラインに表示されることがない。
また、ミュートしている事実は、相手に知られることもない。
「誰かを傷つけたくないし、自分も守りたい」
そんなあなたにとてもオススメしたい機能だ。
実は、私は仲のいい友人のポストを、一時的にミュートにすることがある。
例えば、一人目の不妊治療をしていたとき。
ベビ待ちの女性にとって、妊娠や出産報告、子育てのポストは心のちくちくの原因になりやすい。
私も心が荒みまくって、友達の幸せを素直に祝福できない自分にさらに嫌気がさして、自分を責めまくっていた。
そしてこれではいけないと、見たくない情報を片っ端からミュートにしたのだ。
でも、これは「攻撃」を意図してではない。
あくまで「自衛」のため。
また自分の状態が変わったときに、しれっとミュートを解除すれば、元通り。
大切な自分を守るために、ぜひミュートを活用してみてください。
3 すべてのポストにリプしなくてもいい
これは大人になった今だからそう言えるのかもしれないけれど。
お友達すべてのポストに、リアクションしなくても大丈夫。
誰も死にません。笑
それに、誰もあなたから離れない。
自分に置き換えて考えてみてほしい。
例えば、「結婚しました!」とポストしたとしよう。
「昇進しました!」「出産しました!」でもいい。
「おめでとう!」とたくさんの方に祝福されたら、とっても嬉しい。
一人ひとりにお返事して、一緒に喜んでくれてありがとうと、気持ちを伝えるかもしれない。
でも、「あれ?なんでこの人おめでとうって言ってくれないんだろう?」って、思うだろうか?
「もうこの人とは仲良くなれないな」と思うだろうか?
そんな人は少ないんじゃないかなと思う。
もちろん、連絡をマメに取れたらそれはいいことかもしれないけれど、それぞれ事情もあるし、年がら年中タイムラインに張り付いている人はいないのだ。
それに、相手には伝えなくとも、連絡できない“理由”があることもある。
人の感情は、繊細かつ複雑なのだ。
無理に言葉を絞り出さなくても大丈夫。
それに心で思ったことを、すべてネットに解き放つ必要はない。
あくまで自分の心を大切に、心地よい距離感でタイムラインと付き合っていこう。
SNSのご利用は、健やかに無理せずね
SNSが苦手すぎる私は、正直このnoteを投稿するのにも若干肝を冷やしている。笑
「やっぱやめよかな?!」と、いきなり非公開にしちゃったりしたら、ゴメンナサイ。
あ、そうそう。
過去のポストを非公開にしたり、削除することも全然いいと思うのだ。
何のしがらみにもとらわれない、個人のアカウントであれば。
今の時代、SNSを使わずに生きるのは、なかなか難しいように感じる。
非常時のライフラインにもなるし、キャリアを切り拓くきっかけにもなるし、会ったことのない人と気軽に言葉を交わして、人生をより豊かにできるツールの一つがSNSだ。
そんなSNSを、もし手放さずに生きるなら。
使い方を少しだけ工夫して、より気持ちよく生きるようにシフトしていきたい。
ただ文字が並ぶ画面に、こんなにも心揺さぶられる人間は、弱いなと思う。
それと同時に、かわいらしいとも思う。
こんなかわいらしい自分たちが、少しでも穏やかに笑って過ごせるように。
SNSが苦手すぎるアラサーの独り言を、垂れ流しておきます。
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