現代の虚無と分裂と、あいだとつながり
物量的、物質的に豊富で、あらゆるものにアクセスしやすい便利な現代。
そんな、一見恵まれて生きやすそうな環境に置かれているはずの現代人は、なぜか多幸感どころかよくわからない虚無感を抱きがちな気がする。
このよくわからない虚無感の正体は「つながり不足」なのではないか。これが最近の、2022年のなかでいちばん大きかったわたしの発見だ。
「もの」と「やること」がつながっていない不自然な現代かつては人間は自分の欲求を満たすためには自ら動くことが当然だった。
そのものがある場所まで自分