Keyball44について【買って良かったもの】
Keyballというキーボードをご存知だろうか。
ヨーキース氏によって作成された左右分割式のキーボード。
それだけでなく片方のキーボードには存在感のある球状のマウス。
マウスとキーボードが一体となった革命的キーボードである。
キー数は執筆時点(2024/12/9)で39、44、61の3タイプあり筆者は44を愛用している。(.44マグナムみたいでいいよね)
現在では白銀ラボや遊舎工房で購入が可能である。(人気商品のため発売直後に売り切れてしまう点に注意)
このキーボードに辿り着いた経緯はYoutuber二人に影響されたに他ならない。
引用させてもらった二人のYoutuberはKeyball動画以前から視聴しており、この二人が同じキーボードに辿り着いた時には筆者はKeyballを購入する運命だったのである。
作成方法
このKeyballシリーズは自作キーボードの一種である。
自作キーボードとはいえ基板やファームウェア(電子機器に組み込まれたハードウェアを動かすためのソフトウェア)は用意されている。
必要なのははんだ付けくらいであるが筆者は情報系を専攻した過去があり、はんだ付けに対するハードルが低いのもあるためはんだ付け初心者や一から自作キーボードを作成するのが初めての方は以下の動画を参照されたい。
ちなみに電子工作経験がある筆者でも裏表を間違えたりして休憩込みで5時間程度作成に時間を要した。しかし、自作キーボードとはそういうものである。ここまででハードルが高いなと思った方ははんだ付け済みが某メルカリで売っていたりする。
キーマップ
自作キーボードのいいところはキー配置を自分好みに設定できるところである。Caps Lockキーアンチは歓喜するだろう。
しかし、筆者はいまだにキー配置を完成させられていない。完成次第追記する予定である。
購入したもの
Keyballシリーズを白銀ラボや遊舎工房で購入だけでは通常のキーボードのように使用することはできない。
キースイッチやキートップといったものの購入が必要である。それは逆に言うと自分好みのパーツを持ち寄れるということである。
参考に筆者が今現在使用しているパーツを紹介する。値段を載せると総額が計算できてしまうため頭が痛くたるが、あくまでも買ったものを読者に紹介したいという記事のため赤裸々に記載する。なお、値段はセールや価格変動があることを承知されたい。
Keyball 44(¥24,800)
言わずもがなこれを買わなければKeyballとは呼べない。
組み立て代行サービスも見つかると思うが、自ら作成し、動いた時の悦を一度経験して欲しい。
Gateron Jupiter Switch Banana(¥74/個)
これはキーボードの打感や音、どれくらい押したら入力されるか等が決まるキースイッチと呼ばれるものである。数多のキースイッチが世の中には存在するが、筆者がこのキースイッチを選んだ理由としては単純に打感が好きだからである。ちなみに東京は御徒町駅と秋葉原駅の中間に位置する遊舎工房ではキースイッチの試し打ちができる。体験して好みのキースイッチを見つけることをおすすめする。
キーキャップ(¥3,164)
キーキャップについては特にこだわりがなく正直どれが適したものかもわからなかったため別のKeyballユーザーが購入していたこのキーキャップをセール時に購入した。今のところは不便なく質感も個人的には好きなタイプである。
無刻印の方が自作感が出ると思うが、万が一しばらくキーボードに触れなかった時のことを考えると刻印は必要かもしれない。
Keybase(¥13,500)
Keybaseはごはんだ氏が作成しているKeyball用のケースである。Keyballのケースはメルカリ等で4,000円台で売られていることもあるが、このKeybaseは何よりかっこいい。Keyballへの愛着を高めてくれる逸品である。個人販売のため需要によって金額は変更されるかもしれない。
その他アクセサリ
以上があればKeyballは動かせると思う。他にもテンティングなどの沼は作成後すぐ待ち受けるだろう。
最後に
筆者は執筆時点で使用2ヶ月程度である。分割による肩への負担軽減やマウスへの持ち替え不要といったところで非常に満足している。
しかし、有線での接続でのデスクへの圧迫などを少々感じている。
Kz氏によるKeyballish等を追加購入し無線化等を検討していきたい。