最高にカオスな新卒一年目。永遠などないと痛感して強くなった。
ほんとうはこんな時間にnoteを書くのはすきじゃないんだけど、
みんなTwitterやnoteで年度末の想いを綴っていたり、同世代が「新卒一年目が終わる」とnoteに書いているのを見て私も書きたくなってしまった。
いや、ほんとうはスマホに向かって指を動かしてないで早く寝てしまいところなんだけど、(明日は朝が早い)
3/31の感情は、3/31の今日しか閉じ込めておけないような気がするから焦っているのだ。
(と書いている今はもう、4/1を迎えてしまっている)
それでもこの新卒一年目最後の出勤日の夜、眠ってしまう前に、土曜日を迎えてしまう前に、駄文でも短くてもここに残しておくことに何か意味があるかもしれないと思う。
私は新卒一年目で転職した。
いわゆる早期離職だ。
本当は、こんなつもりじゃなかった。
いや、はじめから早期離職しようと思って入社する人なんていないんだろうけど。
すべては一年前、当時大好きだった内定先に
「会社が潰れそうだから雇えないかもしれない」と言われたことが始まりだった。
あの時ほど、今五感で受け取っているもの全てが夢か現実かわからない感覚になったことは、後にも先にもないな。
“試用期間”という名目で入社をしたものの、同期も先輩も毎月毎月どんどん辞めていく。
1、2ヶ月後、自分がこの会社にいられるのかも、誰がここにいるのかもわからない。
大好きだった同期や先輩が辞めていくのは、辛かった。
大好きだった同期や先輩が病んでいくのを見ているのは、もっと辛かった。
集合写真に写る人の数はどんどん減っていく。
オフィスはどんどん静かになっていく。
内定者インターンからお世話になっていたその環境が、大好きだったからこそ、余計に辛かった。
私の好きなものが永遠に続いてくれるわけじゃないと痛感した。
そこで初めて、どれだけ自分の人生を他人や環境に委ねていたかを思い知った。
新卒一年目。
22歳の若さで経験するのには、あまりに刺激的で辛い日々だったけれど、
この経験がなかったら、ずっと甘えたままだった。それを想像すると、少し怖くなる。
あれから半年、一年経った今、ようやくそう思える。
強くなったと思う。本当に、強くなった。
もう私は、素敵な環境が永遠に続くなんて、そんなネバーランドみたいな夢に甘えたりしない。
そんな私は今、ありがたいことに、とてもとても恵まれた環境にいる。
辛かった半年間が全部一気に報われているような感覚。
でもねそれが永遠に続くと思わないようにしているし、思っちゃいけないと思ってる。
私が支えられるように踏ん張らなきゃいけない時が来るかもしれないし、大好きな人との別れをまた経験しなくちゃいけないかもしれない。
自分にはどうしようもなくて、また手放したり離れたりしなきゃいけないかもしれない。
でも、だからこそ今を大事にすると決めた。
そして今の環境を手放さなきゃいけない時が来ても、強く生きていく。絶対に。
今があまりに幸せだからこそ、失うことも考えてしまう。
でも一度失った経験のある私は、もう怖くない。
私の新卒一年目は普通じゃなかった。
華やかでもなかった。
目に見える成果も上げなかった。
けれど、他の新卒一年目が経験しなかった道を生きてきた。
それくらいには自信を持っていいんじゃないかと思える、最高にカオスな新卒一年目。
強く生きよう、新卒二年目の私。