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ライターのお仕事は、どんどん増えていく宝物みたい。


ライターはわたしの本業じゃない。
超売れっ子ライターというわけでもない。

だけどわたしは、“ライター”という仕事がすきだし、“ライター”という仕事になんども救われてきた。



はじめてライティングのお仕事をさせてもらってから、気づけば数年が経っていた。

副業ライターだから、これまで一ヶ月あたりで執筆できた記事は多くても4本程度。

1本も書かなかった月だって少なくない。本当にほそぼそ〜〜とライターをやっている。

私の数年分の執筆本数は、専業ライターの人であれば数ヶ月で書いてしまう量なのかなと思うと、少しさみしくなったりする。

だけど、それでも着実に増えていくポートフォリオ。


ライターとして書いた記事は、よっぽどのことがなければ世の中からなくならない。1本1本積み上がっていく。

数年かけて少しずつ増えていった自分のポートフォリオは、私にとって大切な宝物のような存在になっていた。




本業ではビジネス職として働く私。

さまざまな資料やマニュアルなどのコンテンツをつくったり、日々お客さまとやりとりしたり、プロジェクトを動かしたり……。

いろんなことをやらせてもらった。

だけど、作品のように残るものはない。

「わたしはこれをやりました!」と見せられるものはほとんどない。


一方で、ライターの仕事は形に残る。

記事はわたしの実力や成長の過程をそのまま表してくれるし、とある記事がほかのお仕事を運んできてくれることだってある。


専業ライターの方と比べたら、ライターとして10分の1くらいのスピードでしか進めていないかもしれない。ポートフォリオの更新頻度は少ないかもしれない。


それでも、細く長くやってきたからこそ、私のポートフォリオには数年分のがんばりと想いが詰まっている。

だから、じぶんで言っちゃうけどじぶんのポートフォリオを見るのがすきだ。

亀のような歩みでも、歩き続ければ、やめなければ確実に前に進んでいく。

そしてその歩みが消えることはない。

目に見えるポートフォリオはもちろん、書いて書いて書いた経験が血や肉のようにわたしの文章力として蓄えられる。

そしてライター以外の仕事をするときも、ライターとして培った文章力がわたしを助けてくれる。

わたしはいろんなところで、ライターとしてのわたしに助けられている。



本業がうまくいかなくて少し自信をなくしたとき。
新しいライティングのお仕事へのチャレンジに緊張しているとき。

わたしのポートフォリオが、わたしの背中を押してくれる。

ポートフォリオは、わたしにとって宝物だ。


宝物が増えていくようなライターのお仕事が、わたしはすきだ。

今後も、丁寧に、すこしずつ宝物を増やしていきたい。

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