「泣かないで。」って言われることが大嫌いだった。
あなたは、「泣かないで。」と言われたことがありますか?
幼稚園の時も、小学校に入っても、中学でも、高校でも、私はよく泣いていました。理由があろうとなかろうと。
その時に毎回決まって「泣かないで。」と言われてきました。でも私はこの言葉がずーっと嫌いでした。
私は泣きたい気持ちでいっぱいなのに、どうして泣かせてくれないの?
もう限界なんだから、せめて泣くくらい許してよ!
と思いながら、ずっと泣いていました。
どうして泣いているの?と聞かれても、自分でもよくわからなくて、それが申し訳なくて、また泣いて、声にうまく出せなくて、混乱して、また泣く。情けないなぁ高校生にもなって、人前で泣いて、友達に「泣かないで」なんて言われてしまう。
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「泣かないで。」
と言われるたびに、
「人前で泣くなんて恥ずかしい。周りの目が痛くないのか。面倒くさい。理由も無いのになんで泣くんだよ。意味がわからない。」
と言われているような気がしてならなかったのです。
でも、ある時、私に
「泣かないで。」と言いながら、私の涙を、自分の指でそっと拭ってくれた子がいました。
その日の夜、なんだか暖かかった指を思い出してふと気がつきました。
ああそうか、「泣かないで。」って寄り添う言葉なんだ。
私は、私の友達にも家族にもあなたにも、
出来ることなら、悲しいよりは楽しくいてもらいたい。
泣いているよりは、笑っていてほしい。
もし悲しいことや寂しいことがあって泣いているのなら、その涙を掬い上げて包み込んで、一緒にいたい。隣にいたい。ぎゅっと抱きしめたい。
そういう意味、なのかな。と思いました。
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この文章を読んでくださっているあなたは、最近悲しいこと寂しいことつらいこと苦しいこと…ありましたか?もしかしたら、理由がないこともありますよね。
もし泣いているのなら、「泣かないで。」と私は言いたい気持ちです。
あなたの隣で、大丈夫、大丈夫と一緒に言いたい。
8月31日の夜に。
その涙を拭って、あなたに寄り添えたらいいな。