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2019/12/8 出来ないあの子

日曜の朝に早起き。 発達障害のある子どもたちへの支援の現状について聞いた昼下がり。電車の中で父子らしき2人組。男の子は身体も大きく高校生くらい。もしかしたらもっと年上かも。両手で紙を持ち一生懸命それを見つめている。お父さんは不機嫌そうに腕を組み、電車の中でずっと「何言ってんの」「ほんとにそれ分かんないの?大丈夫?」「それは違うでしょ」と強い言葉で男の子を非難していた。 男の子は紙を見つめながら小さく何か答えているらしい。大きな声ではなかったけれど、父親の鋭い言葉の数々は車

    • 2019/10/10 どうしますか、あなたなら

      ーーーーーーーーーーーーーーー 完璧な自分を諦める勇気を ダメな自分も愛せる生き方を ーーーーーーーーーーーーーーー 『これは経費で落ちません!』見てました?阿部真央の主題歌を聞いて、どうしても涙が止まりませんでした。 今までずっと、自己肯定感の低さを自覚していながら目をそらしていました。 いや、きちんと向き合って解決したはずだと信じてきましたが、間違っていました。 乗り越えたと思い込んで 迫りくる焦燥感を抑え込んで たどり着いた先は“うつ”でした。 ーーーーーーー

      • 2018/2/28(水) 9:30 社会人一年目の私へ

        お疲れ様。ちょうど自宅の最寄駅に着いて、公園のベンチに腰掛けたところかな。 まだ寒さが残る平日の朝。出勤用の格好で膝を抱えて座り、涙を流す若い女に目を向ける人なんていなかったね。 その日、朝家を出た瞬間から涙が止まらなかった。でもなんとか堪えて電車に乗り、駅を出て会社にたどり着いた。でもやっぱり涙は止まらなくて、自分の席よりも先に上司の元へ向かった。 「明日は必ず出社するので今日は休ませて下さい」 理由も言わず泣きながら懇願する私を見て、上司は何も聞かずに突発休を許し