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第1話 壮絶なブラック企業時代🖤
n a n a k oです🧸
25歳でニートからフリーランスになりました🫧
フリーランス初心者の方や副業を始めたい方に向けて
フリーランスデザイナーの体験談を投稿していきます✍🏻
どんなブラック環境だったのか
20歳で営業職に就職。
社会人として何も分からない状態で飛び込んだ会社は、典型的なブラック企業だった。
朝6時に家を出て、深夜0時帰宅
慢性的な人員不足で、幅広い業務内容
休みは週1
パワハラ上司
サービス残業、休日出勤は当たり前
冷暖房をケチられる
給料が遅れることもあった
最初は「働かせてもらえるだけありがたい」と思っていたが、気づけば心も体も擦り減っていた。
とにかく労働時間が長い。
往復3時間の通勤を含めると、ほぼ仕事のために生きているような毎日。
「生きるために働く」というより、「働くために生きている」感覚だった。
さらに、もともと貧血気味だったので、毎朝の満員電車では 「今日は途中下車せずに会社の最寄り駅までたどり着けるか?」 と常に緊張していた。
通勤先は新宿。朝は酔い潰れた人たちが道端で寝そべり、夜は駅で吐いている人がいるのが日常の光景。そんな地獄のような景色の中を通い続けた。
パワハラおばさん上司の存在
職場には 挨拶しても絶対に返してくれないパワハラ上司 がいた。
新人が嫌いなのか、無視されるのが当たり前。
ただ、新入社員の男の子にはなぜか優しい。
「何も悪いことしてないんだけどな…」
とりあえず 同じ土俵には上がらない と決め、無視されても挨拶だけは続けていた。
当時の自分がどう感じていたか
ブラックな環境に染まりながらも、ひたすら 営業成績を上げることだけ を考えていた。
「どうせ辞めるなら、役に立つ人間として評価されてから。」
そう思っていた。
「自分の意思ではなく、無意識に電車で涙が流れる」
→ 会社にいる間は気を張っていたが、帰り道にふと気が緩んだ瞬間、涙が止まらなくなった。「社会人としての自信がなかったから、成績1位をキープすることだけが支えだった」
→ 何もスキルがない自分にとって、営業成績だけが唯一の存在価値だった。「辛い」と考える暇すらなかった
→ 毎日仕事に追われ、ただノルマをこなすだけの日々。考える余裕がないほど疲れていた。
それでも続けた理由・逃げられなかった理由
辞めるべき環境だったのに、それでも続けたのは "不安" だったから。
「この会社を辞めたら、次はないんじゃないか?」
→ 専門卒、学歴もスキルもない自分が転職してもうまくいかないのでは?という恐怖。「営業での成功体験を得たかった」
→ 自信がなかったからこそ、「営業でトップになれば、どこでもやっていける」と思っていた。「2年連続で営業1位を取ったら辞めよう」
→ 明確な目標を作らないと、辞める勇気が持てなかった。
今思えば、若いうちに体力勝負の働き方でメンタルを鍛えられたのは良い経験だったのかもしれない。
この経験で得たもの
このブラック企業での経験がすべて無駄だったわけではない。
地獄のような環境の中で、得たものもあった。
「辛くても目標をやり切ること」の大切さを学んだ
「当たって砕けろ精神」が身についた
押すだけではなく相手の反応を読み取る営業術を習得できた
営業でトップを取り続ける中で、
「営業スキルがあれば、どこでもやっていける」という 自信 を持てた。
そしてついに、決めた。
「もう、ここでは学び切った。」
入社3ヶ月から2年連続営業1位の目標を達成し、会社を辞めた。
・・・
次回
第2話 入社3ヶ月から営業1位になった理由
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