ノートから手帳へ ～流れていってしまう学びを行動に変えるアクションリスト
先日、ourhomeのマイノートレッスンをオンラインで受講しました。
Emiさんの書籍を読んで『マイノート』を知り、自分でも書き始めたのは4年前くらい。その後、書いたり書かなかったり・・・といった時期を経て2022年1月からはコンスタントに続いています。
日々の気づきや感情、振り返りを書くのはもちろん、読書メモや「気になる！」「へー、面白そう」「やってみたいかも」という情報を書いたり。もともと書くことが好きな私、いろんな情報や気づきはどんどん溜まっていくのですが、その分フローとして流れていってしまいやすく、なかなか行動・実践につながらず塩漬けになってしまうものも多々。「まぁでも、タイミングが今じゃないのかな」なんて思って放置していました。
刺さった言葉
そんななか、2月にまたまたourhomeさんのトークライブできいた言葉がきっかけになって、「塩漬けにしておくのはもったいない！せっかく溜まった行動のヒントを、どうにか実行に移す方法はないかな」と考えるようになりました。
「いいな～、参考になるな～」と思ったときに一歩行動を踏み出せるかどうか。本を読んでも人から何かやり方をきいても、「すごいなー」で終わるのではなく、学んだこと10個のうち1個でもやってみる。自分には無理かどうかはやってから判断。仕事していても伸びていくのはそういう人。
この言葉がもうグサグサグサー！！と刺さって・・・
読書なんかはまさにコレ。インプット大好きなので、いつも「いいこと知れたな！なるほど参考になった！」で終わることが多い私。もちろん書いてあることを実践してみることもあるけれど、読んでいる量に比して実際の行動に移せている割合が少ない！熱量が高いその時だけで終わることもありがち！
・・・学んだことからもっと搾り取れる人になりたい！
そのためには、学んだことをマイ
ノートに書き貯めるだけでは足りない。フローとして流れて行ってしまう情報をどうにかストックにして、アクションに繋げよう！
ということで、思いついたのがアクションリストをつくるという方法でした。
手帳にアクションリストをつくる
【やり方】
① マイノートに学びを書き留めるとき、学びのなかから何か１つでも自分が行動することを書く
② ①で書いたものをアクションリストとして手帳のウィークリーページに書く
◆ウィークリーページを使うのは、私の場合そこが一番よく開くページだから。とにかく目につきやすいところに！
◆せっかくのアクションリストも、1週間で終わらせてはもったいない。実際には1週間以内に行動できないことも多いし、ということで付箋に書いて、週が変わっても翌週ページにリストを移動できるように。
◆1度書いて終わらず、マイノートに学びからの行動を書き込んだら、都度手帳のアクションリストに書き足し。
これをやるようになってから、学び→格段に行動に移せることが増えたと感じます。
アクションリストを書くときに気を付けていること
書籍などでセルフコーチングを学ぶようになり、よく登場する問い
「今すぐにできることは何か？」
これにヒントを得て、できるだけ”すぐ行動できそうなこと”をアクションとして書くようにしています。
例えば、最近読んだ子育て本に、
「当たり前にできていることを褒める。だいたい数回でやめがちだが、何度でも、ずっと、褒めることを忘れずに」という内容が書かれていました。
これをアクションリストに落とし込むときは
『見つけたら毎回褒める：①食器を片付けれくれたら、②お風呂に呼ばれてそのときやっていたことをやめられたら、③マンションの清掃の人に挨拶したら』のように、なるべく具体的に。
マイノートに具体的にアクションを書いて、手帳のアクションリストには簡略化して書くこともありますが、一度具体に落とし込むだけでも違う気がしています。
（もちろん、本からの学びなど「なんか絶対良さそうなんだけど抽象的なんだよなー」というものも。それはそのまま書いておいて、後で具体的に思いついたら書く、というゆる運用でやっています。）
あとは、立派そうなことを書きすぎると実行&達成も難しくなるので、すぐできそうだけど意外とやってなかったことなど、取り掛かりやすいアクションを書くことも実は大事かも、と思っています。
例えば、
・かぞくの1週間予定表を印刷して書き込む。子どもの見える場所に貼る。
・（オススメグッズを聞いたら）〇〇を注文する。
・アイロンの温度が上がるのを待つ間に水栓と鏡を磨く。
などなど。
小さめなアクションを書いて実行することで、「すぐに取り掛かれる自分」というセルフイメージの向上につながる気がしています。
まとめ
2月からアクションリストを導入して1か月。今のところいい感じで運用できていると感じます。
もしかしたら、アクションリストがあってもなくても行動量は同じなのかも？と考えるときもありますが、リストに書いてあって目にする頻度が高くなったことでやっぱり意識する機会は格段に増えているはず。
そして、仮に行動量が一緒でも、リスト化して”実行できた自分”を感じられるのが嬉しい。
ものは試しに「やってみるか」と思ってくれたら嬉しいです。
【参考】
アクションリストに使っているのはたっぷり書き込めるノート付箋。裏表両面書き込めます。