村上さんにうちあけたいことー猫を棄てる感想文
「猫を棄てる」を読んだあと、わたしの家族のことを村上さんに聞いてほしい、という気持ちに駆られました。
わたしには、2歳年上の兄がいます。
幼少期、わたしはよく兄に殴られました。子どもとはいえ、男子の力は結構強く、傷やあざができることもありました。
そんなことがあったかと思えば、少し経つとコロっと機嫌がよくなったりして、一緒に自転車に乗ったり、メロン色のシャーベットを買いに行ったり、公園で爆竹を投げて遊んだりする時間は楽しいものでした。
わたしは兄に殴られても、抵抗することが