心を満たすのは、いつだって買い物

天神地下街で見つけたお洒落なお店。
植物と食物。
自然派のお店で「野山畑からのいただきもので仕立てるスワッグやリース、自家製焼き菓子のお店」なんだそう。
福岡の中心地に、ポツンと角にできた新しいこのお店は、どこか故郷の良き空気を思い出すようなそんな長閑で、懐かしい雰囲気があった。

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まぁ、私普段ど田舎に住んでるんですけど。
田舎を出たい出たいと思って、いざ都会に出たってのに、同郷の香りがした途端どうして心惹かれてしまうのか。

人間はないものねだりの贅沢な生き物だ。

小腹が空いたのもあり、焼き菓子を二つ購入。

お次はLUSHに向かう。

別にインフルエンサーが紹介していた流行りのパックを買いに来たわけでも、少年の心を忘れない大人がこぞって欲しがるあの入浴剤を買いに来たわけでもない。
特に何かが欲しいって訳じゃなかったけど、なんとなく立ち寄ってみたかった。
店内をブラブラしていると、店員さんが話しかけてきてくれた。
こういう時は、思い切って身を任せてみる。
私は、こうやって人に委ねてオススメされたものをそのまま買うのが割と好きだ。
「その名もhelping handっていうんです！」
そう言われて、ハンドクリームを買った。
ついでに、みつばちマーチの石鹸も買った。

欲しいものを、欲しいままに買う。
そうやって心は満たされていく。
それが一時のものだとしても。