【超主観】メガテンは何からやるべきなのか
この度、メガテンシリーズを真1から真5まで一通りクリアいたしました。
これで僕もメガテニストの端くれにはなったんじゃないでしょうか。
メガテンってとっつきにくいですよね。
僕みたいなアラサーゆとりゲーマーにとっては、全作品のプレイだけでもハードルが高かったです。というか、シリーズ多すぎて追いきれない。
ただ、3DSとSwitchさえあれば全部遊べるので、「ちょっと興味あるよ!」みたいな人の参考になればと。
この記事では「どの順番で遊ぶといいのか」や「プレイで期待できるもの」をざっくり触れています。ゲーム選びの参考にどうぞ。
メガテンはいいぞ。
※2024年8月追記しました。
結論
真・女神転生 V Vengeance
シリーズ最新作。全体通してかなり遊びやすい仕上がり。バトルの中毒性と独特の世界観に酔いしれてくれ。
ペルソナみたいな人間ドラマを期待してるならオススメはしない。→創世編のみ。復讐の女神編は面白かった。
ストーリーは無というより説明不足+難解。
「ペルソナに出てきた悪魔可愛い!」みたいな人には安心して勧められる。お気に入りの仲魔とダアトを練り歩こう。捗るよ。
これきっかけでメガテンワールドにハマってもらいたい。
真・女神転生 IV FINAL
ダークな世界と骨太なRPGを求めているそこの貴方にオススメな一作。
とりあえず4Fさえやってれば、このシリーズに熱狂的なファンがついてる理由がわかる。
歯ごたえのある戦闘と壮大なストーリー。4Fは人間キャラとの絡みも適度にあって遊びやすい。
4Fと銘打ってるけど、4は未プレイで問題なし。
むしろ僕は4をやり過ぎたせいで新鮮味が薄れ、素直に楽しみきれませんでした。
難点を挙げるとしたら、ハードが3DSであること。
最終的な評価点がどうしても”3DSにしては”に落ち着いちゃう。
あと入手難易度の高さ。
中古はこれから高騰する一方。安価で手に入るのはDL版だけだけど、2023年3月にそれも閉鎖。悩んでるならDLだけしておこう。これ以上安くはならないから。同じ理由で、次に紹介するDSJも買っておこう。
快適にプレイできる反面、バトルの迫力や仲魔への愛着は他シリーズに比べて何枚か落ちる。その一点だけ、僕がどうしても許容できない部分。なんか仲魔が数値に見えちゃう。次世代機でゴリゴリな4Fやりたかったなぁ。
思ってる以上にプレイ時間がかさむのでお気をつけあれ。
ぜひその手で至高のラスボス戦を楽しんでもらいたい。
真・女神転生 Deep Strange Journey
3Dダンジョン(一人称視点ダンジョン)RPGのシリーズ最新作。
古参新参問わず、幅広く人気を集めている傑作。僕もかなり好き。
SFC三部作(1,2,if)までのメガテンにとって、3Dダンジョンは一種の「メガテンらしさ」でもあった。それが真3からポリゴンになったことで、「メガテンじゃない」に変わってしまった。
古参の需要を巻き取り、システム周りを洗練させ、遊びやすくなった一作。
ストーリーや設定、展開も良い。一本の映画を見ているような感覚になる。
僕がSFCのメガテンを遊べたのは、DSJで3Dダンジョンに慣れたからっていうのも大きい。そういう意味でもプレイしてもらいたい一作。ちなみに、ドッペルゲンガーが最強。物理反射を信じろ。
真・女神転生 III HD Remaster
僕の青春。人生を変えたゲーム。
シリーズの転換点になった作品。プレスターンバトルの原点。
いま遊ぶと、結構肩透かしを喰らうかも?
説明は少なめ、世界観はあっさり。ある意味、真5よりも淡白。
よく言えば上品。悪く言えば地味。
硬派で歯ごたえのあるRPGを探してるなら是非。かなり遊べる。
混沌勢が好きなあなたには是非ともオススメしたい一作。
ルシファー閣下、ベルゼブブ様が好きならマストバイ。アマラ深界のイベントの数々はあなたの心を満たしてくれるでしょう。
人修羅は真5にも出てるので、そこからの興味で遊んでもらうのもアリ。本編だとクソ雑魚なのに出張先ではイキがりやがって。
真・女神転生 I
ここから先は、結構分厚い壁があります。
ご存知「真・女神転生」シリーズの一作目。
基本の話はここから始まっているので、どっぷりと浸かりたいなら避けては通れない。
「メガテンとは何か」っていうメガテン像が詰まってる。初代だから当たり前だけど。プレイしてみると、その後のシリーズの見え方が変わってくる。
数十年前のゲームだけど、「思ってたより面白かった」っていうのが率直な印象。失礼多少の不便に目を瞑れるならぜひ遊んでもらいたい。僕は遊んでよかったと思った。
真1を超えたら、真2以降もプレイできるはず、という意味でこの順位。
ただ、めちゃんこ遊びにくい。
いろんなハードで遊べるけど、Switch一択。
裏技、ズル、バグ、何を使ってもいいからクリアしてもらいたいな。
ちなみに僕は何一つ自重しませんでした。テングにムドを打つのだ。
真・女神転生 II
SFCに手を出すなら絶対に遊んでもらいたい作品。
シリーズへの見方がガラリと変わった。
いや、これ、すごい。かなりすごいんだよ(語彙力)。
人猿如きが上位者にどう立ち向かえるのか。
人は猿なのか。それとも上位者すら下せる存在なのか。
なんだかものすごい魔力を秘めたゲームだと思う。令和にプレイしても頭ぶん殴られる衝撃を受けました。
メガテン関連スレを見てると、必ずいるのが厄介な真2信者。
プレイする前は「加齢臭くせー^^」って思ってたけど、いまなら気持ちがわかる。
例の如く、Switch版ならかなり簡単にクリアできる。
巻き戻し、カジノのイカサマ、香増殖なんでも使って良いから遊んでみて。
2をやらないでメガテン好きだと思ってた自分をぶん殴ってやりたいぐらい。
ぶっちゃけ遊びにくいし、不親切。ダンジョンもめんどくさい。
でも有り余るほどの魅力がある。ディープに遊びたい人には是非オススメ。
真・女神転生 IV
アトラスが予算や技術力をアイディアでカバーしようとした時代。
IVはファンの中でも賛否分かれちゃう作品。僕は……否よりの賛かな。
真1のオマージュやワードセンス、サブイベントなど各種が光る良作。
その反面、メインストーリーやデザイン変更などが槍玉に挙げられがち。
ゲームとしては悪くないですが、「これこそメガテン!」って言われると首を傾げたくなる。そんな感じです。
あくまで「メガテンシリーズ」として遊ぶなら、この順位かな。
まずは4Fを遊んでみて、その世界観にもっと浸りたくなった時にはオススメ。システム周りの不便さが気になるかもだけど。
真・女神転生 if
学校と魔界がつながっちゃった!
ラノベかい。
ifはまさに「外伝」に相応しい内容。
メガテンというよりも、派生作品が生まれるきっかけになった作品。
個人的には狭間が好き。超大好き。ああいうキャラが好きなのよね。
真1とか2が面白かったら遊ぶ程度で。
システム周りがとっつきにくいので、優先度は低め。
まとめ
ざっくりまとめると、
サクッと遊びたい人→5
ディープにやりたい人→3,4F,DSJ
奥深く知りたい人→1,2,if,4
こんな感じです。
まぁ明確な繋がりなんてほとんどないから、好きな順番で遊んでOK。
シリーズ最新作が遊びやすい作品でホント良かった。
みんな、真5を楽しもう!
ちなみに僕が好きな順位は、
3>2>5>DSJ>4F>1>if>4です。
メガテンは全部好きだけど。
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