唯一の良い趣味
〇〇工業高校時代はクソデブオタクだったあいつが、今はケツヤンという美女を連れてデートに出掛けていく。
ケツヤンはみんなのアイドルだ。その人を独占できるとは羨ましい、と誰もが思う。
当人としては、俺は女にモテるし、ケツヤンも俺は便利屋で使ってる、といった気持ちのようだ。
あいつに近いデメ君なる情報屋が、あいつの情報を俺達に教えてくれる。
しかし、デメ君はあいつと縁を切った。
あいつは見栄を張って頑張りながら生きているので、去る者を追わない。
あいつの名はバカルデ。唯一の趣味は『高笑い』をすること。
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