恐るべき解決事件
そこらへんのプロアスリートがホテルの部屋で、従業員に対してわがままを言い始めた。
「おいおい!一般人の分際で俺に対して話しかけるんじゃない!こっちを向くこともやめろ!放っといてくれ!しかし俺が声を掛けた時はすぐ反応しろ」
そしてプロアスリートはホテルの最上階に存在する性感マッサージの店に向かった。マットの上に寝っ転がり、チ〇ポをしごいてもらってチ○ポ汁を飛ばしてプロアスリートは自分の部屋に戻った。
行く時はエレベーターを使って最上階まで一分も無かったが、帰る時はマスコミを警戒して外階段を利用した。大きな足音を響かせて降りたが、その途中で突き落とされて死んだ。
その時たまたま下を歩いていた二人が、
「今から何を食べようか」
「ギョーザとか食べたいな」
そんな会話をしていたら、空からプロアスリートが降ってきて、地面に叩きつけられたのを見て、二人とも爆笑してしまった。二人の男は顔がうりふたつだが血の繋がってない関係で、あろう事か人の死体を見てヘラヘラ笑い出したのである。「アハハ、面白いな」「あれ??こいつプロアスリートだろ?!風俗マニアで有名な奴だろ?!アハハハハハハハ、ハハハハハハハ!!」笑いが止まらなくなりそうで、口を押さえて無理矢理に笑い声を止めて、肩を震わせて精神統一をはかった。
二人は何事も無かったかのようにギョーザを食べに向かった。
違うニ名が死体に駆け寄って、適当な推理を始めた。ニセ私服警官として有名な男達は、眉にシワを寄せ、意味ありげにボソボソとつぶやいたり、死体の周囲をグルグル回ったりした。
ニセ私服警官が、
「ちょっと見てくれ、この死体」とある一点を指差し、死因の手がかりを掴んだ。
「これは河野のしわざ」
ニ名がホテルの外階段をのぼって最上階まで汗まみれになりながら、どうでも良い会話を続けて、ついには喧嘩になって、二人はせっかくのぼった階段を転げ落ちて傷だらけになった。そして顔を見合わせて、お互いの顔を笑って、怒って服を引きちぎり、噛み付いたり、ドタバタを繰り広げて絶叫を繰り返した。
翌朝、『河野』が自首した。これにて一件落着である。