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ジャム―ティーは花粉症に効く? 1ヶ月飲み続けた効果をご紹介
「このお茶を飲めば、花粉症が治るらしいよ」
1月中旬のこと。同居人が通販で注文した何とも怪しいお茶が我が家に届いた。その名も「ジャムーティー」。ジャム味のお茶ではないので、ご注意いただきたい。
ジャム―ティ―とは、インドネシア発の漢方薬で、東南アジアでは健康維持のために愛飲されている。花粉症などのアレルギー症状改善に効果があるほか、血圧を下げる効果もあると言われている。
なんとこのジャム―ティー、1袋150gで6,000円もするというのだ! 1杯3gで50杯分なので、一杯120円。朝晩飲めば一日240円なのだから、家で飲むにはなかなかの値段だ。
「高い! また怪しいもの買って」と半ば呆れながらも、重症花粉症患者の私は、一緒に飲むことにした。
見た目はコーヒー。気になる味は?
写真は「ジャム―ティーブラック」。
見た目はインスタントコーヒーのような褐色系の粉末である。小さじ1杯分をマグカップに入れ、お湯を注ぐと、コーヒーのような液体が完成する。
香りは漢方らしいスパイス系のニオイ。ところが、口に運ぶと完全に土の味。そして苦い。そこからは完全に泥水をすすっている気しかしないのだ……。
「体に良い、花粉症が良くなるかも……」
そう言い聞かせながら飲み進めると、下の方に沈殿が。それはもはや泥である。
どうやら溶けにくい性質があるようで、かき混ぜたりお湯を足したりしながら飲む必要があるのだが、正直罰ゲームにしか思えなかった。
「あま~い」と書いてあるジャム―ティーホワイトは、泥水に砂糖を足したような味で、なお厳しかった。
※左がジャム―ティーホワイトの粉、右がお湯で解いた状態
味は今一つ。花粉症改善のほどは?
そんなジャム―ティーであったが、毎日の苦行に耐え続けた結果、1か月ほどで一定の効果は得られたように感じる。
これまで花粉症で一番辛いのは「鼻が詰まって息ができないこと」だったのだが、今年はそれが見られない。鼻水は多少出るものの、くしゃみの回数も減ったように感じる。目のかゆみも例年に比べるとましだ。
同居人も「目はかゆいけど、鼻水がでなくなった」と話していた。
「良薬口に苦し」とはまさにこのこと。もちろん個人差はあると思うが、飲んで良かったと思う。
味に文句ばかりつけて申し訳なかった。効果をほめているので許して欲しい。
実は、ジャム―ティー以外にも、「ルイボスティー」や「べにふうき茶」なども花粉症改善に効果があるらしい。
花粉の季節がやってきたというのに、今年は某ウィルスの影響でマスクが手に入らない。さらに、謎の買い占めでティッシュもトイレットペーパーも入手できないから鼻も噛めないという異常事態。
そんな今こそ、花粉症を内側から少し改善してくれるお茶に頼ってみるのはいかがだろうか。
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