性犯罪・性加害①
※性犯罪について少しずつお話します。
いっぱい話すと読んでくださる方にご負担かもしれないので、少しずつ。
性犯罪/性加害行為/性暴力/性的逸脱行為には
様々なのものがありますが、大きくわけると
[接触型] [非接触型] の2種類があります。
[接触型]直接ふれて加害行為をするタイプ
痴漢、レイプ、強制わいせつ、児童売春など
[非接触型]直接ふれずに加害行為をするタイプ
盗撮、のぞき、住居侵入、ひわいな声かけ、露出、
体液をかける、下着窃盗、児童ポルノ製造、
リベンジポルノ、セクスティング(性的な画像のやりとり)など
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盗撮(非接触型)をしていたひとが
再犯を防ごうとカメラの所持携帯をやめたところ、
今度は痴漢(接触型)をしてしまった
という例もあれば、
都会に住んでいる時は満員電車で痴漢(接触型)を、
田舎に転居後は庭先に干してある洗濯物が手に届きやすく下着窃盗(非接触型)を、
という
その場の環境に応じて出現する性的逸脱行為が変わる例もあります。
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性加害行為は習慣化されやすく、
たとえ逮捕や刑事罰を経験しても繰り返されることが多いといわれています。
「罰」「反省」「我慢」でおさまるようなものではありません。
『治療』が必要なのです。
しかし、現在は
「これを飲めば性的問題行動と無縁になる」という治療薬はなく、
「これで絶対大丈夫」という医学的な治療法も確立されていません。
『治療』といっても、目に見えて劇的な変化があるものではなく、
臨床心理士・公認心理師と共に時間をかけて
丁寧に取り組んでいくカウンセリングが重要で、
さらにそこには高い専門性が欠かせません。
時間をかけて丁寧に、ですが
新たな被害者をうまないためにも、
悠長なことは言っていられない場合もあり、
バランスよく取り組む必要があります。
お悩みの方は当カウンセリングルームへ、一度ご相談ください。
完全予約制で承っております。
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