ご先祖を探す旅 2日目②
<これまでのおはなし>
40年前の写真を手がかりに、ご先祖のお墓を探す旅に出ました。
祖父の日記から40年前のお墓参りのときに降りたバス停を発見。GoogleMapで見つからないバス停の場所を教えてもらおうと役場に行きます。親切な職員さんが遠い親戚を探し当ててくださり、会いに行くことになりました。
霧です。
昨日も霧だったけど、今日も霧。
半島の尾根を通る道路は、両側から海からの湿った風がやってくるので霧が多いそうです。霧が名物とのことでした。晴れてたらきっと見晴らしがいいんだろうな。脇道から海沿いの集落におりるといいお天気でした。
役場で教えていただいたお家へ、突然の訪問です。事前に電話していただいていたのが心強いものの、不審者と思われないかドキドキします。
玄関で声をかけて...S江さんが出てきてくれました!母と同じくらいのお年な感じのにこやかな方です。祖父の孫です(へんな日本語w)と自己紹介して、たどりついた経緯を説明しました。
ほんの短時間でしたが、昔の話を教えていただきました。
祖父の父(曾祖父)のお世話をしていただいていたこと、
曾祖父が亡くなったとき、祖父がなかなかやって来なくてヤキモキしたこと、
祖父と父が訪問して泊めてもらったことがあること(父、行ったことあるやん!!)
同じお墓に入っている方の親族が徳島県にいらっしゃること(どういうこと?新たな親族?)
などなど。
そして、目的のお墓の場所。
以前はS江さんが管理してくださっていたそうですが、ここ数年は足も弱くなっていけなくなり、今はどうなってるかわからないとのこと。
役場で教えていただいた情報に加え、車道から入る脇道の細かい状況や、いちばん奥まで行って、ちょっと見上げたところにあることを教えてくださいました。
ゴールはもうすぐ!?
S江さんにお礼を言って、お墓に向かうことにします。
え、ちょっと待って!!
うちの親族一同は、あのお墓どこやったんやろうね~もう誰も行けんわね~そのまま朽ち果てるんじゃない~なんて話をしていたんだけど、S江さんがずっとお世話をしてくださってたってことですね。ありがたすぎです。
親族一同にちゃんと報告しなければ。
そしてS江さんと祖父の関係がよくわからないままだー!
あらためてゆっくりお話しがしたいなー。
つづく